前回(4月開催)で5年目を迎えた本読書会。継続は力なり。毎月第三水曜朝7時開催です。今回の参加は5名。紹介された本をさっと紹介します。次回開催は6月16日(水)7:00amです。
紹介を受けた本
『一九八四年』
読書会での定番作品です。コロナ禍により「緊急事態宣言」という私権制限が行われています。政府が国民に強制するというよりも、国民が私権制限を望んだ結果とも言えるでしょう。
国民が私権制限を望んだ結果、どんな末路が迎えるのか、私権制限を望む人は本書をまず読め!と言いたいです。
- 【社内読書部】第10回(2018年6月15日)ディストピア : なおきのブログ
- 【社内読書部】第23回オンライン(2020年6月26日) : なおきのブログ
- 【書評】『一九八四年[新訳版] 』 : なおきのブログ
『ファスト&スロー』
行動経済学(行動科学)の祖であるダニエル・カールマンの著書です。人間は合理的に行動すると信じられていたが、不合理でした。カールマンは2002年にノーベル経済学賞を受賞しました。
『科学革命の構造』
我々が使う「パラダイム」という言葉の出典は本書とのことです(原著は1960年代)。科学技術の進展によりパラダイムシフトが起きます。コペルニクス的転回とも言います。
『丸林さんちのはじめての家具づくりレシピ』
DIYの本。本棚、幼稚園児用の机とイスなどの作り方が紹介されています。なぜ自分で作るのでしょうか?紹介者曰く、ちょうどよいサイズの家具がないからとのことです。
『清く正しい本棚の作り方』
前作につづき、本棚に特化したDIYの本です。著者のサイトで一部本書の内容が公開されています。
『ゲッベルスと私』
著者ブルンヒルデ・ポムゼルは、ナチスの宣伝相のヨーゼフ・ゲッベルズの秘書を務めた女性です。ゲッベルズの傍らでナチスの興隆・没落をどのように見ていたのでしょうか?大変長生きし、亡くなったのは4年前のことでした。
ナチス政権宣伝相ゲッペルスの秘書だった106歳独女性死亡 最後の生き証人として伝えたかったこと (シュピッツナーゲル典子) - 個人 - Yahoo!ニュース
『情報の歴史21』
知の巨人・松岡正剛氏の著書。象形文字から現代まで、「情報」の歴史を扱います。本書を紹介したのはNさん。イシスで松岡氏の薫陶を直接受けている方です。
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