THE CITY BAKERY 品川


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隔週で渋谷で開催している「朝活読書サロン」からスピンアウトし、「品川読書会」を立ち上げました。月1または2か月に一度の頻度開催していきます。立ち上げた理由は2つあります。「朝活読書サロン」が活況で、連日満員御礼気味であること。品川での開催要望があったこと。



紹介を受けた本

隆慶一郎(著)『吉原御免状』『かくれさと苦界行』


『吉原御免状』と『かくれさと苦界行』は連続ものの時代小説になっており、徳川幕府が開いたころの話です。徳川家康、徳川秀忠、宮本武蔵、武蔵の弟子の松永誠一郎、柳生義仙。秀忠は家康の子の中では凡人だったとのこと。優劣が出世を決めない処世術がここにありそうです。


紹介者がこの本を紹介するに至った理由は、日経新聞でコピーライターの仲畑貴志氏の書評を見てとのこと。私もそうなのですが、読むべき本は基本的に書評から選ぶことがほとんどです。どこで出会ったかをなおきの本棚で書き残すようにしています。


『吉原御免状』は、隆慶一郎氏の処女作です。Wikipediaによると、直木賞候補だったとのこと。処女作を見れば、その作家の実力が見通せるのではないでしょうか。


さて、読書会最中に話題にならなかったのですが、タイトルにある「吉原」とは、もちろん江戸時代の遊郭のことです。「BOOK」データベースによると、吉原成立過程の物語でもあるようです。ちょっとそちらのほうに興味が出ました。


司馬遼太郎(著)『菜の花の沖』


続いて、司馬遼太郎の『菜の花の沖』。本作の主人公は江戸時代後期に廻船商人となった高田屋嘉兵衛です。高田屋嘉兵衛といえば、ゴローニン事件でロシアに拉致された人物です。

本書との出会いは、元海上保安庁長官の中島敏氏の書評とのこと。なるほど、拉致された船主の伝記を推薦するとは、海上保安庁の長官らしい選書です。


『菜の花の沖』は全部で六巻。2400ページ相当あります。第1巻は出身地淡路島。閉鎖的な村を飛び出て第2巻では兵庫へ。船乗りとしてのキャリアをスタートさせます。その後、高田屋嘉兵衛は蝦夷航路を拓いていくのですが・・・


おー、なんということでしょうか。江戸後期(だいたい1800年ごろ)に蝦夷との交易が盛んになったことで、蝦夷の昆布が近畿にもたらされました。そこで太平洋で採れたカツオと出会い、今日のカツオ昆布ダシができます。


【書評】『だし噺』『だしの神秘』 : なおきのブログ

自分で毎週料理をするようになってから2年。「だし」といえば、「顆粒だし」か「めんつゆ」が主流。肉や魚介、野菜などの煮汁を使うことはあっても、本格的な「昆布だし」や「かつおだし」は作ったことがありません。しかし、料理人に言わせれば、「顆粒だし」は「だし風調味料」であって「だし」そのものではないとのこと。味が全く違うとのことです。

naokis.doorblog.jp


ゴローニンによる拉致、昆布交易で、俄然、高田屋嘉兵衛という人に興味が涌きました。しかし、6巻もあると、ちょっと躊躇してしまいます。さて、いかがしたものか。。。


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『プレゼンテーション・パターン』


パターン・ランゲージといえば、元々建築家のクリストファー・アレグザンダーが、建築のパターンを定義したもの。そこからIT業界でも、開発のパターンを、パターン・ランゲージと呼びます。私は2009年にWikiシステムを導入した時に、このパターン・ランゲージに遭遇しました。


パターン・ランゲージの建築からIT業界への転用は、本書が詳しい。


そして本書は、プレゼンテーションのパターン。決してパワーポイントのTIPSではありません。立ち方、喋り方、身振り手振りなどで、慶應義塾大学の伊庭准教授が学生たちとの共同作業で34パターンを定義しました。


プレゼンテーション・パターン (Presentation Patterns)


『TOPPOINT』


さて、最後に紹介を受けたのは、TOPPOINTという雑誌。写真の右から二番目の本です。薄いのですが、一冊1080円する、10冊の本の要約が載った雑誌です。新刊が8冊、既刊が2冊の割合とのことです。本屋さんでは売っておらず、定期購読のみでの販売になっています。出版社のパーソナルブレインの事業は本雑誌のみで年商2億とのことですので、定期購読者が2万人弱いる勘定になります。うー、すげえ欲しい。。。



紹介した本

『ミュシャのすべて』

ミュシャのすべて (角川新書)
堺 アルフォンス・ミュシャ館(堺市立文化館)
KADOKAWA ( 2016-12-10 )
ISBN: 9784040820811


チェコ・スロバキアを代表するアール・ヌーボーを代表する画家アルフォンス・ミュシャ。現在、六本木の国立新美術館で「ミュシャ展」を開催中です。


「ミュシャ展」国立新美術館(3月29日) : なおきのブログ

先日予告しました「ミュシャ展」に、有給休暇を取得して行ってまいりました。平日だというのに、開館前からチケットブースに人が並ぶ混みようです。週末に行くのはちょっと危険かもしれません。もともと金曜の夕方に行こうと思っていたのですが、平日の午前中に行って正解でした。

naokis.doorblog.jp

堺市のミュシャの美術館があり、その美術館が編集したのが本書です。現在読書中につき、あらためて書評を書きます。



唯一の女性鉄道ジャーナリスト渡部史絵さんの『電車の進歩細見』


当ブログ・TwitterFacebookのカバーページにある通り、私自身、正真正銘のてっちゃんです。プロのてっちゃんと比べるとド素人ではありますが。


本書は、鉄道の中でも「電車」の歴史にフォーカスした本です。ちょうど読み終わったところです。電車の歴史に、なるほど!と思うところがあり、別途、書評を書きたいと思います。



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編集後記


さて、後から気づいたのですが、開始時間7:30だと、早めに出社される方には遅すぎるということに気づきました。1時間の枠を考えると、8:30までかかります。朝活読書サロンでも、8時過ぎから順次参加者が抜けていきます。


次回は7:00開始にしたいと思います。THE CITY BAKERYの営業時間は7:30からなので、7:00に営業を開始する別のお店(向かいのDEAN & DELUCAもしくはインターシティのタリーズ)にしようと思います。




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