紹介を受けた本

(注:紹介者が紹介した言葉ではなく、私の言葉で綴っています。)

『人工知能革命の真実』

『人工知能時代を<善く生きる>技術』


人工知能関連の本二冊連続。シンギュラリティは来るのか来ないのか。全ての社会課題が解決する夢のような世界をシンギュラリティと呼ぶのなら、私は来ないと思います。同じことを伊藤穣一氏が著者で述べています。その理由の一つとして、現在のメガネット企業に倫理観が欠けているからです。「邪悪になるな」を社是とするGoogleはまだしも、私はFacebookに好感を持てません。使わなくていいのなら、使わないに越したことはありません。同じように、日本のネット企業にも倫理観が欠如していません。GREEはDeNAがそうです。



『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』でもDeNAの倫理観欠如を一刀両断にしています。


そして、もう一つ忘れがちなのは、「身体性」です。人間の「知性」は「身体性」と表裏一体です。「身体」が生きながらえるために、人間は「知性」を働かせています。コンピュータネットワークがこの目的に目覚める時が来るのでしょうか。


それはよく分かりません。「身体性」と「知性」の関係性が謎に満ちいているからです。最先端の脳科学が分かっているのは、ショウジョウバエの脳の機能の同定まで。測定するために電極を刺すことのできない人間の脳は、まだまだ謎だらけです。


『スマホ断食』


この本は直接的には紹介を受けていないのですが、紹介者はスマホを持参していませんでした。私も持っていません。参加者3人中、2人が持っていないという・・・5年前にウィリアム・パワーズの同系統の本の書評を書きました。プラトンの時代は石板というスクリーン、グーテンベルグ以降は紙というスクリーン。そして、テレビが登場して以降はテレビというスクリーン。そして現在はスマホのスクリーン。いつの時代も、人はスクリーンに顔をくっつけてしまいます。スクリーンから目を離し、周りを見渡すには、スクリーンを捨てる勇気が必要です。


[読書]『つながらない生活』 スマートフォンをオフにしよう : なおきのブログ


『江副浩正』

江副浩正
馬場 マコト, 土屋 洋
日経BP社 ( 2017-12-19 )
ISBN: 9784822258689


リクルート創業者の江副浩正氏。日本で最も起業家を輩出した企業だと私は思っています。通常なら、井深大氏や本田宗一郎氏、豊田喜一郎氏と同様に、尊敬の念を持ちたいところですが、リクルート事件という暗黒面に転落したこともあり、尊敬し切れません。リクルート事件が起きたのは1988年。私が19歳の時でした。この事件と、後の佐川事件による金丸信逮捕で、政治不信は感極まり、自民党は下野を余儀なくされました。


当時19歳の私にはインパクトが大きく、小泉郵政解散選挙という例外がありましたが、その後20年以上にわたって2012年に自民党が政権に復帰するまでの間、私の政治スタンスは非自民でした。私と同年代の方は、この思いを共有している人も多いはず。


しかしそれでも、稀代の起業家・江副浩正という人物に魅せられます。あぁ、本書が気になって仕方がありません。


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紹介した本

『日経ウーマン 2018年 8 月号』


品川読書会が掲載されました。1か月前のこの場で取材を受けました。『日経ウーマン』を初めて中をチェックしたのですが、8割の記事は十分男性でも読める記事です。残り2割は、メイク・ファッションなので、スキップします。あらためて、本誌の紹介記事を書く予定です。



『地球の歩き方 アメリカ〈’89~’90版〉』

地球の歩き方編集室
ダイヤモンド・ビッグ社 ( 1989-06 )
ISBN: 9784478071298


先日、鉄道アメリカ大陸横断を決行した吉岡さんが参加予定だったので、本書を持参したのですが、あいにくご本人欠席となりました。


私が列車でアメリカ大陸を一往復横断したのは1990年の夏のことでした。その時持参した『地球の歩き方』がこれです。今の『地球の歩き方』と異なり

  • カラーページはほとんどありません。
  • 宿泊情報・飲食情報は、ほとんど口コミです。
  • 紙がペーパーバックっぽい安い紙です。


当時、英語で日記を書いていて、数年前に発見し、よし、ブログに書き起こそうと思っていたのですが、あらためて今探すと、見当たらない。捨ててはいないと思いますが、どこへ行ったのやら。小遣い帳、宿泊記録がメモしてあるので、それを見れば、いろんなことが再現できるはず。


探します。


『奇跡の人 ヘレン・ケラー自伝』


さて、さきほどの「知性」と「身体性」の続きで紹介したのが、この本。目が見えない、耳の聞こえないヘレン・ケラーが言葉を獲得したのは、まさに「知性」が「身体性」と切っても切り離せないからです。それを哲学用語では「オントロジー(存在論)」と呼び、人工知能、自然言語処理、バイオインフォマティクスの世界では「概念の明示的仕様」と言われています。


人工知能を理解する上での私からの推薦書です。あらためて書評記載予定です。


以上


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