昨日(9月20日)、第6回の品川読書会を開催しました。月1で半年間継続しました。今回の参加者は、女性1名・男性4名です。女性の多い某読書会は18禁話が多め(?)ですが、こちらは至って真面目です。


また、6回の読書会を通算してのべ23名(正味9名)の参加となりました。ご参加いただいた方、ありがとうございます。次回は10月18日(水)予定です。参加希望の方は、FacebookTwitter等でお声がけください。イベントページを立てましたらご案内を送ります。


これまでの開催記録:


100回目の読書会参加

そして、私自身、足掛け8年目で通算100回目の読書会参加となりました。「読書会とはなんぞや?」ということをある程度語れるようになりました。


次の目標として、私からの紹介・影響がきっかけで読書会に参加する人を100人作りたいと思います。そしてさらに、100回読書会に参加する人を100人作りたいと思います。100回目の読書会参加については、あらためてブログ記事を起こす予定です。


では、紹介を受けた本、紹介した本を一通りご紹介します。なお、このブログ記事は私の主観です。紹介者の紹介意図かどうかは確認しておりません。その点ご了承ください。


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紹介を受けた本

『パラノイアだけが生き残る』


1990年代からIT業界にいる者として、当然この言葉は知っています。インテルのCEOを務めたアンドルー・グローヴ の言葉です。IT業界の中ではかなり有名な言葉でしょう。


彼はハンガリー出身で、ハンガリー動乱の際、アメリカに亡命したと記憶しています。旧オーストリア=ハンガリー二重帝国時代の誼で、ピーター・ドラッカーとも縁があります。何かで読みましたが、さすがにちょっと忘れてしまいました。


Wikipediaを見てみて、昨年亡くなったことに今気づきました。本書は1996年の著作ですが、あらためて新訳として登場したのは、そのことの契機かもしれません。



さて、「パラノイア」というのは、偏執病・妄想症・心配症のことです。1980年代、世界の半導体業界を牛耳っていたのは日本企業でした。今となっては信じられませんが。日本勢に対して劣勢を強いられ極度に心配したグローヴ と彼の上司のゴードン・ムーアが下した決断は、DRAMからの撤退、CPUへの注力でした。その結果、1990年代にインテルはマイクロソフトともにパソコン市場を制します。


バブル崩壊から既に27年も経過しているのに、米国企業やその後に勃興した韓国・中国企業に比べて日本企業の低迷感は未だ拭えません。かつて低迷していたインテルの復活劇から、日本も学ぶことがあるのではないでしょうか?



『配線略図で広がる鉄の世界』

配線略図で広がる鉄の世界
井上 孝司
秀和システム ( 2009-02-25 )
ISBN: 9784798022000


うぉー!プチ鉄オタの私の興味を大いにそそられる本です。「配線」というのは鉄道の線路の配置のことです。何のことか分からない方は、以下のサイトをご覧ください。



書き始めたら、けっこうなボリュームを書けてしまうため、別途あらためて「配線」について書きますね。



さて、読書会参加女子から「女性の鉄道オタはいるんですか?」という質問を受けましたので、お答えします。はい、います。通称「女子鉄」です。歴史といい鉄道といい、かつてオタク男子の聖域だった領域にどんどん女子が浸食しています。女子鉄本もたくさん出ています。グラビアアイドル兼女子鉄やかなりマニアックな女子鉄もいます。鼻血が出そうです。



『セガ vs. 任天堂』


さて、こちらはセガと任天堂の戦い。Wikipediaに歴史がありました。


  • 1977年 任天堂・カラーテレビゲーム
  • 1983年 任天堂・ファミリーコンピュータ
  • 1988年 セガ・メガドライブ
  • 1990年 任天堂・スーパーファミコン
  • 1994年 セガ・セガサターン、ソニー・PlayStation
  • 1996年 任天堂・NINTENDO64
  • 1998年 セガ・ドリームキャスト
  • 2000年 ソニー・PlayStation 2
  • 出典:ゲーム機一覧 - Wikipedia


多分、本書が対象としているのは1988年ごろ1994年ですね。ライバルを切り崩すためにあらゆる手段を用いたはず。結局、任天堂の慢心からソフトウェアメーカーの離反を招き、1990年代後半はソニーが勝者になりました。セガはドリームキャストを最後に撤退、任天堂は2006年のWiiで息を吹き返します。


『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』


おー。読もうとしている本です。日本の教育で一番足りないのはアートじゃないかなと思うのですよ。アートというのは全体の美意識です。結局、技術が優れていてもビジネスで負ける日本企業の原因は、このアートセンスにあると思えてなりません。


日本の美術教育は描くことに集中しがちです。鑑賞にもっと力を入れるべきという「ヴィジュアル・ シンキング・ ストラテジーズ」という概念を知った時は、目から鱗でした。以下の本と書評をご参照ください。


『学力をのばす美術鑑賞』


また、別の参加者からは、以下の本も同じことを投げかけているとの指摘でした。


『キュレーション 知と感性を揺さぶる力』


紹介した本

『ある明治人の記録』


さて、私が紹介した本はこちらです。会津藩側から描いた会津戦争・明治維新史です。会津藩出身の柴五郎氏の日記です。柴五郎氏は1945年終戦を迎えて亡くなりました。交流のあった石光真人氏が柴五郎氏の幼少期の日記を受け取り、世に問うことになった本です。日記自体は文語表現で書かれていますが、音読スピードで読めばほとんど意味は分かります。


来年で明治維新から150年。一世代30年として五世代分。わずか70年前まで明治維新経験者がいて、その語りを聞いた人が恐らく現在も日本には相当数生きておられるのではないかと思います。


本書はあらためて書評をしたためます。本書を知ったきっかけは齋藤孝氏の『余計な一言』です。音読書としてお薦めの三冊の一つでした。




現在読書中の本(紹介なし)


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