衆議院議員選挙の開票結果の分析(東京都の小選挙区)


1人だけ選出する小選挙区は死票が多く、得票率の割には議席数が大きく増減する傾向にあります。2005年の自民党が大勝利した郵政解散総選挙、2009年の民主党政権、2012年の自民党政権復帰の自民党・民主党の小選挙区での議席数を見ると、以下の票の通りになります。


小選挙区 2005年 2009年 2012年
自民党 219 64 237
民主党 52 221 27


ものの見事に大きく変動するのですが、得票数がそんなに変動しているわけではありません。2012年の得票数の差は2倍弱でした。それが議席数で見ると8倍以上もの差となって表れます。小選挙区は政権交代を促す効果大と言えます。


しかし、この議席数でもって世論とするには無理があります。


比例区の得票率の推移

そこで比例区を見てみます。比例区は、得票数と獲得議席数の割合がほとんど乖離しません。比例区の得票率の推移を見ていきます。自民・公明・共産・社民以外の政党は合従連衡が激しいため、それ以外の党を民主党系(民進党・立憲民主党・希望の党)とみんな・維新系(みんなの党・旧日本維新の会・維新の党・現日本維新の会)に集約し、また自民・公明の与党の枠組みもずっと同じなため、1つの枠にしました。2003年以降の得票率の推移は以下のとおり。


衆議院議員選挙比例区の得票率推移


ご覧いただくとおり、与党は最大でも51%、ほとんどの場合は40%台です。2009年の時は、民主党以外にも、社民党+他に3党が与党として参加しましたが、それでも50%に達しません。


グラフ化してみて気づいたのですが、2012年の政権交代は、小選挙区では自民党が大勝利でしたが、比例区ではそんなことはありませんでした。旧・日本維新の会が大躍進を遂げ、民主党を抜き野党第一党になったからです。


投票者の過半数の支持を得ていない政党が国民の代表として政府を動かすというのは、果たしてよいことなのか、小選挙区の見直しが必要であると私は思います。


比例区の得票数の推移

得票数についても見てみました。


衆議院議員選挙比例区の得票数推移


2005年の郵政解散選挙の自民・公明の得票数は3500万票越え、2009年の政権交代では民主党が3000万票弱獲得しました。それが今回は、自民・公明で2500万票強です。


1000万票近く、どこへ消えたのか。原因は投票率の低下です。


立憲と希望で2000万票を超えています。つまり、国民が投票にいけば、十分政権交代が可能だと思うのです。


与党が3分の2を超え、そこに憲法改正賛成の希望の党と維新の会が加われば、余裕で憲法改正の発議が可能になります。投票しなかった方々は、憲法改正が実行された時、不平不満を言わないようにお願いします。


以上



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