リーダー論 (講談社AKB48新書)
高橋 みなみ(AKB48)
講談社 ( 2015-12-22 )
ISBN: 9784062198967

<目次>
  • はじめに
  • 第一章 リーダーの仕事
  • 第二章 劣等生でもリーダーになれる
  • 第三章 ひとりひとりの理解者になる たかみな流コミュニケーション術 基礎編
  • 第四章 ダマをほごすいて、チームをつなぐ たかみな流コミュニケーション術 応用編
  • 第五章 心を掴むスピーチ術
  • 第六章 努力論


(本書は、【朝活読書サロン】(9月1日) で紹介しました。)


以前、指原莉乃の『逆転力』を読んだ時も感じたのですが、AKB48というのは、ある意味、人間学の学校のようなものです。人間としての成長をものすごく感じます。いや、成長どころか成熟の領域に達している。


そして、総監督を務めていた高橋みなみ。


正直、高橋みなみって、全然興味なかったし、特徴ある顔でもないから、集団の中に埋もれるともう誰だかわかんなかったんですよ。その程度の存在でしかなかった、私にとっては。「総監督」という肩書は知ってけど、「なんなの?それ?ふさげてんの?」ぐらいにしか思っていませんでした。


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しかし、本書を読んで、なるほど、300人を率いる総監督の器だということが分かりました。そこいらの中間管理職や経営者よりも、人間として成熟しています。ファンを無視し、テレビで内向きな謝罪をやらかし、醜態をさらしたSMAPより、人間として格が上です。芸能界というのは、覚せい剤やら麻薬やら手に染める輩が後を絶ちませんが、高橋みなみは、人間として道を外れることはありません。本書を読んで、私はそう確証しました。


けどね、最初っからそんなに立派な人だったわけじゃないんですよ。本人曰く、引っ込み思案で、決してリーダーシップを発揮するような子ではなかった。ここまで成長したのは、AKB48というチームを率いた結果だと思うのです。


この手の本は、2時間ぐらいインタビューを受けて、ゴーストライターが書くことが多いのではないかと思います。そこには脚色も入るでしょう。しかし、たとえ脚色が入ったところで、元の素材がダメなら、脚色のしようがありません。そして、決して脚色ではない証拠に、2015年のAKB48総選挙でのスピーチの全文が載っています。YouTubeで実際にしゃべっているところを確認したわけではありませんが、このスピーチが、彼女の成熟した人間の証明になっています。


そして気づきました。なぜ、男の子たちは何枚も握手権を買うのか。


もし、私が今20代だったら、買います。うわべだけでない、全人格的に惚れてしまうであろうからです。30代後半でもそうなるでしょう。25歳の高橋みなみのほうが、30代後半の自分よりも大人だからです。40代の今は、さすがに冷静に見れます。


人は、自分より下のレベルの人間のレベル感は分かっても、自分より上のレベルの人間のレベル感を実感することはできません。自分より上だと分かるだけで、霞がかかっていて、どれぐらい上かは見えないものです。思えば、小学生の時分、どちらかというと学級委員タイプのしっかりとした女の子が好きでした。ここで告白してしまうと、むっちゃん、りかちゃん、それに下の名前を忘れてしまったけど、千葉さん。彼女は小学校5年生の時に転校してしまったので、卒業アルバムに名前がない。くそ~。


という私の女性の好みを考えるに、自分よりしっかりしている高橋みなみや指原莉乃に接してしまったら、その人間性に全人格的に惚れてしまうんだと思います。


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