<目次>
  • はじめに
  • 第1章 「AI」は「労働」をどう変えるのか?
  • 第2章 「仮想通貨」は「国家」をどう変えるのか?
  • 第3章 「ブロックチェーン」は「資本主義」をどう変えるのか?
  • 第4章 「人間」はどう変わるか?
  • 第5章 「教育」はどう変わるか?
  • 第6章 「日本人」はどう変わるべきか?
  • 第8章 「日本」はムーブメントを起こせるのか?
  • あとがき


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人工知能、仮想通貨、ブロックチェーンなどのテクノロジーが、人間、社会、国家にどのような影響を及ぼすか、黎明期から日本のインターネットを支えてきたMITメディアラボ所長の伊藤穣一氏が、分かり易く解説します。本書タイトルのとおり、今やこれらのテクノロジーは、「私は文系だから」と避けて通ることはできません。今や一般教養です。


ブロックチェーンx自然資本

本書の中で感心したのは2点。実体通貨が資本主義経済を発展させたように、ブロックチェーンの技術により自然そのものが資本になりうるのではないかという指摘。


もう一つが「自然通貨」です。これは、地球のバランスシートのうえでは重要なもので、たとえば森林やマグロなど、要するに「自然資本」に基づく通貨です。 (P75)


金本位制度時代は、金が通貨の裏付けでしたが、1971年のニクソンショック以降、通貨の裏付けはなくなってしまいました。もし、有限である自然を通貨の裏付けとすることができれば、資本主義経済の節度が守られるのではないかという気がします。


人工知能は万能ではない

僕は、2017年12月に「還元に抗う:機械との複雑な未来を設計する」というエッセイを書きました。それはシンギュラリティが起こって人工知能が万能になったとしても、現代の私たちが抱える問題を解決するのがむずかしいということを表明したものです。 (P189)


同意です。ややもすると誤解されることの多い人工知能。このことを肝に銘じておかねばなりません。


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ブロックチェーン
credit : Tumisu : via pixabay.com (license : CC0)


関連書籍


『教養としてのテクノロジー」を読み終えたら、この本もお薦めです。




まだ読んでいませんが、落合陽一氏の本も要チェック。



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