本日、『軍師官兵衛』最終話でした。官兵衛の死で終わらず、死の11年後の豊臣氏滅亡までを扱ってやや冗長な感じがぬぐえませんでしたが、「万民のため戦のない世を創る」ことを官兵衛が標榜した以上、家康がその約束を果たすところまでを作品の区切りとしたのだと思います。


また、大坂方として後藤又兵衛が登場した件は、歴史を詳しくない方からするとやや唐突で中途半端な印象を与えたのではないかと思いますが、これは史実ですし、大坂の陣を描く以上、黒田ゆかりの人物が大坂方にいた以上、描かざるを得なかったのだと思います。


終わり方が難しかったのでしょうが、ちょっと残念でした。歴史上のメインストリームの人物ではないのでやむをえませんが。


名場面


一年を振り返ってみて、よかったと思う名場面を4つほど挙げてみました。


  1. 有岡城で、小寺政職に裏切られたと知ったとき
  2. 本能寺の変を安国寺恵瓊に打ち明けたとき
  3. 文禄の役の最中、朝鮮より帰国し、光成に謀られたと気づいたとき
  4. 家康が天下をゆるがす大乱を引き起こすことを見抜き、
    我が道を行く決心を3人の部下に打ち明けたとき


前回の記事で、官兵衛の人生の転機は4回あったのではないかと記しました。

  1. 有岡城の土牢に幽閉される。(1578年-1579年)
  2. 本能寺の変で羽柴秀吉に天下取りの好機が訪れる。(1582年)
  3. 文禄の役で豊臣秀吉との間に亀裂が生じる。
    蟄居を命じられ、剃髪し「如水」を名乗る。(1593年)
  4. 関が原の合戦で自身に天下取りの好機が訪れる。(1600年)


こうして見ると、転機=名場面と見事に符号が一致します。「裏切られる」、あるいは「重要なことを打ち明ける」という台本にすることによって、名場面を演出したのかもしれません。


官兵衛はずば抜けて人を見抜く能力が高かったわけですが、ある意味、裏切られることによって、その能力を開花させていったとも言えそうです。


大河ドラマは、ヒト一人の一生を描きます。V6の岡田准一さんは、若々しい官兵衛から、円熟した官兵衛まで、見事に演じきりました。三段階評価で★★★です。


関連リンク


<これまでの『軍師官兵衛』関連のブログ記事>


<NHK公式サイト>



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