blacktokyo



昨日書いたももいろクローバーZとラッツ&スターの黒塗りメイクが物議をかもし出している件、Twitter上でたくさんリプライをいただきました。Twitterというのはどうしても反射神経的、短絡的なリプライが帰ってきますので、勘違いリプライ、中身のないリプライ、意味不明なリプライ、残念なリプライが多いのですが・・・


日本在住の黒人の方からブログ記事で反応をいただきました。日本人がダイバーシティを考える上でよい問いを投げかけてくれたと思います。感謝申し上げます。引用します。


If Japan is truly a participant in the international community, why isn’t there an understanding that blackface is racist (to Black Americans). Could Japan explain the use of blackface during the 2020 Tokyo Olympic Games?


今後日本が国際社会に参加したいのであれば、なぜ黒塗りは人種差別なのかを知っておくべきである。2020年の東京オリンピック開催にあたり、彼らはこれをどの様に説明するというのか。



また、リプライいただいたコメントの中には、そもそもアメリカには黒塗りメイクで黒人差別をしてきた歴史があり、その反動から黒塗りメイク=タブーになっている、日本にはそのような黒人差別の歴史がない、といった意見もありました。


だから日本での黒塗りメイクは是である、という意見もかなりありました。黒塗りメイク批判を日本人や白人、黒人以外の方だけが言っているのであれば、当事者不在の不毛な評論だね、ということになるのですが、不愉快だと述べているアメリカ国籍の黒人の方がおられる事実は、受け止める必要があると私は考えます。



-閑話休題-



ダイバーシティというのは、簡単に「これは是、これは非」と割り切れないところがあります。企業間フューチャーセンターのメンバーと、ダイバーシティに関するワールドカフェを開催し、問いを立て、理解を深めてみたいものです。



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