<目次>
- 日本のみなさんへ
- はじめに 国務省を辞めなくちゃならないなんて「かわいそう」
- Part1 決まり文句を超えて
- 1 女性神話のウソ
- 2 男性神話のウソ
- 3 職場のウソ
- Part2 色眼鏡をしてる
- 4 競争とケア
- 5 資産運用は子育てより難しい?
- 6 女性運動の次は男性運動
- 7 ありのままで(レリゴー)
- Part3 平等への道
- 8 話し方を変える
- 9 キャリアプランを立てる(計画どおりにはいかないとしても)
- 10 職場を変革する
- 11 思いやりのある市民になる
- おわりに
- よくある質問
- 謝辞
- 日本語版解説 篠田真貴子
今まさにまもなくこの本を読み終わろうとしているのだけど、
一体全体、仕事と家庭は両立できるのか?というのが命題。
本書の中では、競争(ビジネス)とケアと言いかえている。
ケア、つまり、子育てのこと、介護のこと、弱者の社会保障のことだ。
なぜ、金融の仕事は子育てや介護の仕事より給料がいいのだろうか?
金融の仕事のほうが、経済的価値を生み出すから?
それってほんと?
というのが本書の投げかけ。
介護はともかく、子育てというのは、
育児の時間という投資を子どもに注いでいることにほかならない。
人間をつくるのである。
その経済的価値は計り知れない。
最大の投資といってよいだろう。
競争(ビジネス)とケアのバランスを再定義しよう
というのが本書の主要なメッセージだ。
さて、前置きが長くなり、本日の自分を振り返る。
子どもが5人いる我が家では、
他の家庭よりも、どうしてもケアの比重が高くならざるをえない。
人並みに仕事をして、帰ってきてやれやれと思っても、
家では別の仕事が待っている。
皿を洗って(妻は手荒れで冬は皿を洗えない)、
子どもの学校のことで準備を手伝って
翌朝の弁当作りのことを考えて(金曜の朝は弁当当番だ)。
これもすべて家族へのケア、子どもへのケアと思えば取り組めるが・・・
Time is Moneyで、まさに時間をかけての子どもへの投資。
子ども5人いると、人並以上に子育てに手間がかかるのです。
ふ~
以上
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