中1になる三女の理科の授業で配布されている先生が作成したプリントに、素晴らしいことが書いてありましたので、メモをしておきます。


理科を学ぶ意味

私たちが物事の安全性(危険性)や周りへの影響を考える際には、

  1. 科学的で定量的(変化を数値に直して分析すること)な判断をし
  2. 感情的な判断あるいは印象に頼った判断はしない

ということが大切です。

ただし、科学的な判断ができるようになるには、ある程度の「知識」が必要です。

理解では、感情や印象に頼らず、科学的で定量的な判断ができるよう知識を得て、そしてさまざまな考え方ができるよう学習していきましょう。


感情や印象に流される大人たち

しかし現実は、大人たちは感情や印象に流されてしまっています。その最たるものが原発事故に伴う放射線に対する過度の不安ですし、子宮頸がんワクチンに対する過度の不安です。


【書評】『福島第一原発廃炉図鑑』~廃炉を正しく理解しよう : なおきのブログ

今でも福島の風評被害は納まっていません。放射線被害での死者がほとんどいないのに対し、故郷を追われた避難民の罹患率が高まっています。ちょうどこの4月1日、かなりの地域で避難解除が出ました。しかし、帰宅しようという人々のほうが少数です。人は、未知なるものに不安を抱きます。正しい知識を得ることは不安を取り除く第一歩です。本書は、廃炉への正しい知識を提供しています。

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【書評】『10万個の子宮』未熟な科学ジャーナリズムと反知性主義が招いたもの : なおきのブログ

「子宮頸がんワクチン問題」とは何かというと、結局のところ、未熟な科学ジャーナリズムと反知性主義が共鳴して増幅してしまった結果ではないでしょうか?

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ニセ科学は案外横行していて、その際たるものが血液診断、中国食品の危険性、水素水などです。


【書評】『ニセ科学を10倍楽しむ本』~血液型性格診断はウソ、ベストセラーが正しいとは限らない : なおきのブログ

最初に申しておきますと、私の血液型はO型のRh-です。すべての血液型のドナーにはなれますが、私のドナーになれるのは同じO型 Rh-のみです。日本赤十字社によると、日本人に占める割合は670人に一人。輸血が必要となるような事故は避けなければならないと肝に銘じています。さて、血液に関するこの輸血問題は科学ですが、血液に関する性格診断や相性診断なるものは、ニセ科学です。本書は、いくつかのニセ科学について、分かりやすく楽しく解説してくれます。どんなニセ科学が紹介されているかは、目次を見ていただくとわかります。

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【書評】『もうダマされないための「科学」講義』①デマを信じやすい人・信じない人 : なおきのブログ

あいかわらずデマに引っかかってしまう人が跡を絶ちません。東京にいながら放射線を過度に恐れたり、安倍首相を軍国主義者だと信じてしまったり。

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科学的な正しさx感情的な共感

一方、ミドリムシを事業化させたユーグレナの出雲社長は、科学的な正しさと感情的な共感の両方が必要と指摘しています。原発も子宮頸がんワクチンも、感情的な共感を得られなかったため、科学不信を招いてしまいました。学校の授業の場でもう一歩踏み込むなら、感情的な共感の必要性も合わせて説くとよいのかもしれません。


人類に質するテクノロジー(科学的な正しさx感情的な共感)~『僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。』より : なおきのブログ

正しいことだけを主張していてもダメで、共感を得なければいけない・・・そう思い立ち、咄嗟に図示したのが冒頭のイラストです。

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