<目次>
  • はじめに
  • 名門美術学校の意外な上顧客
  • 忙しい読者のために
  • 第1章 論理的・理性的な情報処理スキルの限界
  • 第2章 巨大な「自己実現欲求の市場」の登場
  • 第3章 シjavascript:void(0)ステムの変化が早すぎる世界
  • 第4章 脳科学と美意識
  • 第5章 受験エリートと美意識
  • 第6章 美のモノサシ
  • 第7章 どう「美意識」を鍛えるか
  • おわりに


【書評】『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』(その1)
【書評】『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』(その2)美意識のある会社・ない会社


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「美意識」を鍛える4つの方法


本書では、「美意識」を鍛える方法として4つの方法を提示しています。


  1. 美術鑑賞;見る力、パターン認識能力を鍛える
  2. 哲学に親しむ;思考プロセスを鍛える
  3. 文学を読む;人や社会の矛盾・相克を肌感覚で理解する
  4. 詩を読む;修辞表現・比喩を鍛え、直感を研ぎ澄ます


一つ目の「美術鑑賞」について、「Visual Thinking Strategy」という手法ががあります。創作ではなく鑑賞に力点を置いた美術教育です。


【書評】『学力をのばす美術鑑賞』~創作だけでなく鑑賞に力点を置いた美術教育が「問う」力を養う : なおきのブログ

「創作」ではなく「鑑賞」に焦点を当てた美術教育の本です。従来、美術教育は、どちらかというと「創作」に重きをおいたものでしたが、本書では「鑑賞」に重きを置きます。美術鑑賞教育における要諦は「問い」です。人は、説明されたことは覚えていなくても、自ら問うた内容は覚えています。美術鑑賞教育の意味を、初めて正しく理解しました。

naokis.doorblog.jp


二番目の「哲学」ですが、参考にすべきは書かれている内容そのものではなく、現在ほど科学が発展していなかったその時代にどのように思考を突き詰めか?という点です。欧米の政治学部や経済学部では、「哲学」が必修履修科目になっているとのことです。


三番目の「文学」は、読書をしましょうということなので、まぁ、分かります。問題は四番目の「詩」。これは予想外でした。しかし、その理由は納得です。


「詩」を読むことによって、どのようにしてレトリックを学べるかということなんですが、それは、ずばり「メタファー(比喩)の引き出し」を増やすという、この一点に尽きると思います。というのも、多くの優れた詩は「メタファーの力」を活用することで、言葉以上のイメージを読み手に伝えているからです。 (P244)


詩に限らず、百人一首などの短歌、俳句・川柳などもよいように思います。


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「美意識」鍛え方


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