目次
- #206 「5812」
- #207 OUTPUT TAVERN
- #208 パーカーとウォルター
- #209 ギャラクシースパイシー
- #210 CES-66クルー
- #211 最後の足掻き
- #212 賭ける人々
- #213 PIECE
- #214 他の誰よりも
『宇宙兄弟』の書評(というよりも単なるあらすじ紹介)について、だいぶブランクが空いてしまいましたが、再開します。第22巻と第23巻。
ムッタが参加するジョーカーズ。クルーは他に、エディ・ジェイ(ブライアン・ジェイの兄)、アンディ・タイラー(のっぽ)、ベティ・レイン(シンママ)、カルロ・グレコ(イタリアン)、フィリップ・ルイス(陽気なラテン系)。前巻では、次の月面宇宙基地ミッションCES-66を、ジョーカーズとボルツが対決。NASAのプロジェクトマネージャー・ウォルター・ゲイツからコスト削減競争で勝ったほうを採用すると難癖をつけられる。削減規模は1億ドル。そしてもう一つの課題はISSの廃止案。ゲイツはISS廃止署名を集めるよう両者にけしかける。はたしてムッタたちが集めた署名は・・・ここまでが21巻。
ジョーカーズは5812票ものISS継続署名を集めた。ゲイツは一蹴するも旧友パーカーの経営する酒場「OUTPUT TAVERN」へ。ゲイツもまた宇宙を志す人物だったのだ。パーカーの言葉で思い直し、CES-66任命には、ジョーカーズへと気持ちが傾く。そこへ、シンママのベティ、イケメンのカルロがマスメディアでフィーチャーされたことを引き合いに、任命責任者であるバトラーはゲイツにジョーカーズを押すと、あっさりとゲイツは認める。かくして、CES-66にはジョーカーズが任命される。
一方、ISS廃止の話はゲイツの手を離れ、着々と進んでしまう。ムッタが提示した案は、ISS保守業務の民間委託によるコスト削減。委託先は、福田が勤務する日本のスイングバイ社だった。そしてその宇宙飛行士採用試験には古谷やすしも現れる。
目次
- #215 友達。フォーエバー
- #216 秒読みポスター
- #217 いいニュースといいニュースといいニュースといいニュース
- #218 せりかへ
- #219 手巻きの時計
- #220 たぶさんと嬢さん
- #221 かがやく姉のヘアピンと
- #222 夢のドア
- #223 目を見れば
採用面接で福田と対峙する古谷やすし。JAXAの選抜試験で得たものは何かと問う福田に対し、古谷は「一生もんの友達」と返す。NASAではCSE-66に任命されたジョーカーズがPILOTS OF THE CARIBBEANSと称して写真撮影。伊東せりかと北村絵名の打上日程が決定、小惑星探査チーム・スウェッツに真壁ケンジと新田零次が任命され、また古谷やすしと古谷の恩師馬場教授の娘馬場奈々美も民間宇宙飛行士コムノートに採用決定。いいニュースが続く。宇宙への旅立ち間際にせりかの腕時計が止まってしまい、ムッタはせりかに自分の腕時計を渡す。
亡くなったせりかの父のビデオレター、せりかの幼少期を見守ったコロッケのたぶさん、5人姉弟の長女絵名の一番下の妹ケイ。みなに見守られ、せりかと絵名は宇宙へ旅立ち、無事ISSとドッキング。
一方、ジョーカーズではイタリア人のカルロが失踪した。続く。
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