横浜で読書会をしたいという要望をいただき、横浜までプチ遠征して読書会を開催しました。通算160回目の読書会参加です。
第1回 横浜で読書会を開催しました。
- 日時:2018年12月28日(金)07:10-08:30
- 場所:STARBUCKS 横浜西口店
- 参加人数:4名
2018年年初、読書会の輪を広げよう。読書会の出稽古/他流試合を始めますと表明しました。その行動のうちの一つです。
しかし、朝7時前に横浜駅に到着するには、電車の時間を調べると、5時35分には家を出なければなりません。目覚まし時計をかけ5時20分に起床をし、5時35分過ぎには家を出たのですが、外がまっくら!東空に明けの明星が輝いていました。
直近の読書会参加記録
- 【品川読書会】第21回(2018年11月21日) : なおきのブログ /156回目
- 【朝活読書サロン】第121回(2018年11月26日) : なおきのブログ/157回目
- 【社内読書部】第14回(2018年12月4日) : なおきのブログ/158回目
- 【朝活読書サロン】第123回(2018年12月25日) : なおきのブログ/159回目
紹介を受けた本
『「ない仕事」の作り方』
トップバッターは、「人生の3分の2はいやらしいことを考えてきた」みうらじゅん氏の『「ない仕事」の作り方』。実は3年前の読書会で紹介を受けており、その後読みました。「マイブーム」や「ゆるキャラ」に代表されるように、みうらじゅん氏がフォーカスしているのは「残念なこと」。そういえば2018年は『ざんねんないきもの事典』が流行りました。
『新・日本の階級社会』
大企業に勤めているとなかなかピンと来ないのですが、大企業に勤めていること自体が社会的に恵まれているほう。非正規雇用は2000万人を超えます。しかし、私はこの階級社会は起こるべくして起きていると思っていて、格差の源泉は教育格差だと考えています。年間20~30回学校に通い続けてきた結果、格差の原因は親の教育に対する姿勢にあると私は考えています。
『定年楽園』
最近私が読了した本の一つが楠木新氏の『定年後』でした。定年後に問題になるのは、お金と健康だけではありません。人生100年時代、「何をするのか」や「社会とどう繋がるか」が問題です。特に男性の場合、社会との接点が会社のみだと、定年後、社会との繋がりを失います。
『7つの習慣 人格主義の回復』
1990年代にベストセラーとなった『7つの習慣』の完訳版。1990年代当時読んだものの、ほとんど記憶にありません。思い切って再読しようかなと思います。
目次から7つの習慣を抜き出すと以下のとおり。
- 第1の習慣:主体的である
- 第2の習慣:終わりを思い描くことから始める
- 第3の習慣:最優先事項を優先する
- 第4の習慣:Win-Winを考える
- 第5の習慣:まず理解に徹し、そして理解される
- 第6の習慣:シナジーを創り出す
- 第7の習慣:刃を砥ぐ
紹介した本
『ゾウの時間 ネズミの時間―サイズの生物学』
ゾウもネズミも、一生の間の平均鼓動回数は同じです。ネズミは鼓動・呼吸が速く、ゾウは遅いです。平均鼓動回数が一緒ということは、寿命は1回当りの鼓動時間に比例します。
ネズミは代謝が激しく、常に食べていないといけません。一方大きい動物ほど代謝が遅いので、ゆっくり食べたり、一度食べた後は何日か食べなくても平気です。
このような差が生じる理由の一つは、身体の表面積が体長の2乗に比例するのに対し、体積と体重は体長の3乗に比例するからです。酸素接種量は肺胞の表面積に比例するのに対し、必要な酸素量は体積に比例します。生物のサイズが小さくなり、昆虫ぐらいのサイズになると、呼吸器官はより単純な気孔によって賄われ、さらに小さくなり微生物になると、呼吸器官をもたなくても、表面から直接酸素を接種できます。
このように、身体のサイズが呼吸器・消化器を決め、代謝を決め、鼓動・呼吸を決め、寿命を決めます。著者はこのような研究を通じることで、人間自身の生物学な理解を深めることができるとしています。
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