厚生労働省と東京都はPCR検査に対する陽性者数を発表しているのに対し、NHKや新聞社などのメディアは、それを感染者数と呼んで発表しています。ここにメディアの怠慢・欺瞞があると考えます。 ...
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【書評】『東大生となった君へ 真のエリートへの道』
田坂広志氏の著書は9冊目になります。田坂氏の著書を読むのは久しぶりになります。田坂氏の思想には精通しているつもりでしたが、あらためて氏の著書を読むと、非常に心に響き、腹にこたえるものがあります。特に本書は、田坂氏ご自身の経験談が散りばめられています。 ...
「ぼーっと生きてんじゃねーよ!」~『チコちゃんに叱られる』より
知ってはいるけど、「なぜ?」と深く考えたことのない素朴な疑問を、5歳のチコちゃんが大人に投げかけます。しどろもどろになり、答えられない大人に対し、「ぼーっと生きてんじゃねーよ」と叱り飛ばすチコちゃん。「ぼーっと生きてんじゃねーよ」が今年の流行語大賞になりそうな気配ですね。 ...
【書評】『教養としてのテクノロジー』
人工知能、仮想通貨、ブロックチェーンなどのテクノロジーが、人間、社会、国家にどのような影響を及ぼすか、黎明期から日本のインターネットを支えてきたMITメディアラボ所長の伊藤穣一氏が、分かり易く解説します。本書タイトルのとおり、今やこれらのテクノロジーは、「私は文系だから」と避けて通ることはできません。今や一般教養です。 ...
【書評】『パブリック・スクールと日本の名門校』
私学に子どもを通わせる親の身から見て、イギリスのパブリックスクールは理想的な中等教育の場です。パブリックスクールとは、「パブリック」という名に反して、公立ではなく私立です。全寮制の男子校が多いです。 ...
【書評】『現役官僚の滞英日記』その3:カネ・コネ・チエ
本書で知り得たことの2つ目は、イギリスのエリートには、カネ・コネ・チエのバランスに優れた人が多いという点です。裏を返すと、日本は、カネ・コネ・チエのバランスに優れた人が稀有で、どれか一つしか持っていないアンバランスな人が多い。これは率直にそうだなぁと思います。 ...
【書評】『教養は児童書で学べ』~読書家に選書をお願いする
ライフネット生命創業者でこのたび立命館アジア太平洋大学学長に転出される出口治明さん。出口さんの深い知識の拠り所となっているのが圧倒的な読書量です。自分より読書量の多い方の読書本は、選書に打ってつけです。本書を読むことは、すなわち読書家に選書をお願いすることに通じます。 ...
【書評】『古典力』齋藤孝のマイ古典50選
本書で述べている「古典」には、紀元前の中国やギリシアの古典から、時を経て18世紀、19世紀の名著、一部は第二次世界大戦後の著作も含まれます。ほとんどが100年、1000年の時に揉まれて現代に継承されている書物です。情報の移り変わりの速い現代だからこそ、齋藤氏は古典を読む必要性を説きます。 ...
【書評】『ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門』
理詰めのロジカルシンキングでは、論理的に正しくてもアイデアが狭まっていってしまいます。アイデア発想、イノベーションには、常識や既成の考え方に囚われない広い範囲での思考が必要です。そういう点で、水平思考=ラテラルシンキングに依然から気になってはいたのですが、読んでみて合点が行きました。 ...
企業不祥事に巻き込まれないために最低限読んでおきたいビジネス書4選
教養と無教養は非対称です。 無教養の人には教養のある人を見抜くことはできません。 しかし、教養のある人は無教養の人を見抜くことができます。 教養を積む最良の方法は、古今東西、老若男女問わず、読書しかありません。 ...