立東舎の「乙女の本棚」シリーズ。朝活読書サロンでたびたび紹介を受けるので、読んでみました。 芥川龍之介の『蜜柑』を皮切りに、梶井基次郎の『檸檬』、森鷗外の『高瀬舟』、中島敦の『山月記』、江戸川乱歩の『人間椅子』、そして新美南吉の『赤とんぼ』。いづれの作 ...
タグ:アート
国立西洋美術館『キュビスム展』
勤労感謝の日、国立西洋美術館の『キュビスム展―美の革命』に行ってきました。 パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展―美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ|国立西洋美術館 副題として、ピカソ、ブラック、ドローネー、シャガールとあります ...
【書評】『本のお茶』~日々の暮らしに美を見い出す~
本書は、文語体で書かれた天心の『茶の本』を現代風にアレンジして意訳した本です。二十一世紀からのカフェ文化の隆盛、カフェラテ人気は、茶室・お茶に通ずるものがあるとのことです。天心の『茶の本』を読めば、現代日本の世相への洞察が深くなるでしょう。 ...
【書評】『ばるぼら』~耽美な世界を描いた手塚治虫もまた異常性欲者か?~
手塚治虫氏が成人向けの耽美(官能)マンガを書いていたと知って、これは読まねばならないと思い、読んでみました。初出は1973年から1974年に『ビッグコミック』。女性の裸体や絡みシーンも出てきます。 ...
【書評】『美少女美術史: 人々を惑わせる究極の美』その1~美少女の基準~
美術史でありながら、その背景にある大局的な歴史の流れに沿った説明がなされており、歴史の変遷を美術の観点から見直すことができそうです。具体的に言えば、多神教時代のギリシャ・ローマ時代からキリスト教への転換、キリスト教下のルネサンスの到来が意味するところ(多神教の受入れ)、宗教改革の影響など、計らずも新しい視点を得ることができました。 ...
【社内読書部】第12回(2018年8月27日)岡本太郎と共通善・美意識
第12回の社内読書部ランチョンを開催しました。参加者は3名。本当はプラス1名参加予定だったのですが、待ち合わせそびれてしまいましたm(__)m ...
【書評】『美貌のひと』~絵画の中の美しい人は一体誰なのか
絵画の中の美しい人は一体誰なのか、24人の美女・美男(一部醜女を含む)について解説。大変気になりましたのは、女性陣では、ココ・シャネル他、男性陣では、バイロン他・・・ ...
【書評】『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』(その3)美意識を鍛える4つの方法
本書では、「美意識」を鍛える方法として4つの方法を提示しています。 ...
【書評】『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』(その2)美意識のある会社・ない会社
本書では、「美意識」のない集団として、新興宗教の他に2つの業界を名指しで批判しています。 ...
【書評】『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』(その1)
前評判のよかった本書を読了しました。既に二回の読書会で紹介し、実はその前に紹介も受けています。昨年発売された新書の中では、ナンバーワンになるのではないでしょうか? ...
【学校公開日】アクティブラーニングを採り入れた作品展覧会
本日(12月9日)は小学校の作品展覧会でした。こうしてブログで記録を取り続けていくと、時代とともに変化していることに気づきます。今年はアクティブラーニングを採り入れたことが大きな特徴です。 ...
【書評】『ミュシャのすべて (角川新書)』
900円というお値段で、堺アルフォンス・ミュシャ館所蔵の絵画・版画や『スラブ叙事詩』シリーズなど、フルカラーで余すことなく紹介されており、ミュシャ・ファンの私としては、非常に満足度の高い本です。 ...
「ミュシャ展」国立新美術館(3月29日)
先日予告しました「ミュシャ展」に、有給休暇を取得して行ってまいりました。平日だというのに、開館前からチケットブースに人が並ぶ混みようです。週末に行くのはちょっと危険かもしれません。もともと金曜の夕方に行こうと思っていたのですが、平日の午前中に行って正解でした。 ...
「ミュシャ展」国立新美術館で開催中(~6月5日まで)
今月から6月5日まで、六本木の国立新美術館で、ミュシャ展が開催されています。アルフォンス・マリア・ミュシャ(1860-1939年)は、19世紀末から20世紀前半にかけて活躍した画家です。時代としては、ピカソよりちょっと前のあたりです。名前は知らなくても、画風を見れば「あっ見たことがある」という人は多いのではないでしょうか? ...
『JR20000km全線走破 春編 絵日記でめぐる35日間』『JR20000km全線走破 秋編 絵日記でめぐる34日間』
私は絵を描くのは決してうまくありませんが、撮影した写真を模写して、パソコンのペイント機能で即席で描いてみました。色鉛筆を使えば、もうちょっとまともに描けるでしょうか?次に旅に出る時は、スケッチブック、色鉛筆、鉛筆削りを持って旅に出ようと思います。 ...
原美術館~篠山紀信展「快楽の館」(18禁)(11月18日)
午後は大崎の原美術館へ。篠山紀信作『快楽の館』を展示しています。来年1月9日まで開催しています。 原美術館は、行きたい美術館候補としてずっとブックマークしていたのですが、きっかけがなく、なかなか行け-ませんでした。官能がテーマとしては、某読書会で官能・悪女キングと呼ばれる私としては、馳せ参ぜずにはいられません。 ...
東郷青児記念美術館カリエール展(11月18日)
今日はお休みをいただき、美術館を2つ周り、映画を観てきました。 久しぶりの文化三昧の日。 招待券をいただいたので、午前中は東郷青児記念美術館のカリエール展へ。 ...
真珠子さんの個展「みつあみさなぎ」訪問(シミルボン寄稿者)
シミルボンでお世話(?)になっておりますアーティストの真珠子さんが、阿佐ヶ谷で個展を開催しているのを見つけ、ご近所さんだということもあり、ケッタマシーン(自転車の名古屋弁)を駆使して、個展にお邪魔しました。 ...
【書評】『「青春18きっぷ」ポスター紀行』
なぜ、旅をするのか? 旅とは人生のようなもの。 都会の喧騒を離れた ローカル線の旅は、 旅情をそそる。 「青春18きっぷ」ポスターもまた 旅情をそそる。 ...