田坂広志氏の著書は9冊目になります。田坂氏の著書を読むのは久しぶりになります。田坂氏の思想には精通しているつもりでしたが、あらためて氏の著書を読むと、非常に心に響き、腹にこたえるものがあります。特に本書は、田坂氏ご自身の経験談が散りばめられています。 ...
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【書評】『宇宙兄弟 「完璧なリーダー」は、もういらない。』
賢者風と愚者風の二つのタイプのリーダーシップを提唱しており、どちらかというと不透明な時代、何が正解か分からない時代は、愚者風リーダーシップが向いているとしています。(本書のタイトルの「完璧なリーダー」は、賢者風リーダーシップのことを指しているようです。) ...
「Lead the self!」ありたいリーダー像を考える ~社会人・大学生の合同フューチャーセッション~(2018年7月4日)
(社)企業間フューチャーセンターと上智大学フューチャーセンタープロジェクト共催のフューチャーセッションに運営スタッフとして参加してきました。 ...
アクティブ・ブック・ダイアローグ『U理論[第二版]』参加報告(2018年6月29日)
『U理論[第二版]』のアクティブ・ブック・ダイアローグに参加してきました。 ...
【書評】『パブリック・スクールと日本の名門校』
私学に子どもを通わせる親の身から見て、イギリスのパブリックスクールは理想的な中等教育の場です。パブリックスクールとは、「パブリック」という名に反して、公立ではなく私立です。全寮制の男子校が多いです。 ...
第3回 ZESDA 交流会~プロデューサーシップで切り拓け!~
本日、ひさしぶりにZESDAのイベントに参加しました。ZESDAのイベントに参加するのは昨年12月以来、日本経済大学でのイベントに参加するのは2年半ぶりです。 ...
『対話する銀行』出版記念ダイアログの参加(10月12日)
本日は、大手町のFINOLABで開催された友人である江上さんの『対話する銀行』の出版記念ダイアログに参加して参りました。業界特定のニッチなビジネス書でありながら、既に増刷(第2刷)も決まったとのことです。 ...
ブログ毎日連続投稿3周年~緩急使い分け・鳥の目・無知の知・思考パターン
3年前から毎日ブログ投稿をし始めて、今日で3年と1日が経過しました。1545本目の記事になります。1年前に述べていたことを振り返ります。 ...
【書評】『ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学』
本書はそういう意味で、通り一遍の世界最先端の経営学のさわりを紹介することを目的に書かれています。PART2からPART9まで、それぞれ競争戦略、イノベーション理論、組織学習論、グローバル戦略、ダイバーシティ、リーダーシップ、CSR、起業家論を1パートずつ紹介していきます。そして、世間一般的に信じられている戦略論・ビジネス論には、統計的に誤りがあることも明かしていきます。 ...
2016年第3四半期読了マイベストスリー
四半期ごとにマイベストスリーを選んでいます。昨年度まで年間ベストテンを選んでいたのだけど、1年分を一気に選ぼうとすると、大そう難儀をしました。なので、今年は四半期に一度ずつ選び、その上で年間大賞を選びたいと思います。 前四半期の選定はいろいろ悩んだのですが、今四半期のマイベストスリーは、すんなりと決まりました。 ・『赤めだか』立川談春(著) ・『リーダー論』高橋みなみ(著) ・『悪女入門 ファム・ファタル恋愛論』鹿島茂(著) ...
「人選」
上に立つ者の役目は、人選です。人を選ぶのをしくじると、上に立つ者としての権威が損なわれます。人選に関する失敗が後を絶たないのは、どういうわけでしょうか?上の立つ者が虚心坦懐になる必要があるのでしょうか。 ...
【学校公開日】小学校授業の進化;学年横断ゲーム・プレゼンテーション・防災訓練(9月10日)
小学校の授業のあり方は、自分が子どもの時とも違ってきていますし、この10年ほど見ている間にも、どんどん変わってきています。 ・朝のホームルーム(学年横断のゲーム) ・夏休みの自由研究の発表 ・ゆとり教育からアクティブラーニングへ ・防災訓練と親の巻き込み ...
【書評】『リーダー論 (講談社AKB48新書)』そこいらの経営者よりも人間として成熟している
正直、高橋みなみって、全然興味なかったし、特徴ある顔でもないから、集団の中に埋もれるともう誰だかわかんなかったんですよ。その程度の存在でしかなかった、私にとっては。「総監督」という肩書は知ってけど、「なんなの?それ?ふさげてんの?」ぐらいにしか思っていませんでした。しかし、本書を読んで、なるほど、300人を率いる総監督の器だということが分かりました。 ...
参議院議員選挙(東京都選挙区)・田中康夫候補に投票することにした。
2000年から2006年まで長野県知事を務めた田中康夫。2002年に脱ダム宣言を出し、箱モノ行政と決別し、財政再建路線へと舵を切った田中康夫氏を私は評価しています。本当にこの人でいいのかどうかを確かめるために、田中康夫氏の著書『日本を』を読みました。結果は〇です。 ...
【書評】『サーバントリーダーシップ入門』
サーバント・リーダーシップとは、トップが引っ張るタイプのリーダーシップではなく、リーダーに続くフォロワーをリーダーが支援するというリーダーシップです。 本書で書かれていた逆ピラミッドの図を模して書いたのが、冒頭の絵です。少し変えているのは、顧客を逆ピラミッドの底辺とはせずに、ピラミッドの外に置いている点です。 なんということでしょうか。実はこの図は、勤務先で用いている「顧客インサイト」の概念図でも用いている図と同一なのです。 ...
【書評】『上杉鷹山の経営学―危機を乗り切るリーダーの条件』
歴史上の名君と言われながら、よく存じ上げなかったのが上杉鷹山公です。そんな折、昨年の夏のことですが、山形・宮城を青春18きっぷで回った際、米沢で途中下車し、上杉神社に立ち寄りました。 この本を読んで良かった。人生において、鷹山公ほどの苦境に陥ることは稀でしょう。鷹山公の苦境を思えば、人生の多少の逆境も乗り越えられそうです。 ...
グローバルビジネスを担う人材の成長支援について
今朝、目覚めると、グローバルビジネスを担う人材を育成せよ、という天の啓示(?)が聞こえました。天の啓示と思っているだけで、自分の願望、本心なのかもしれません。 ...
企業をまたいだコラボレーション・オープンイノベーションのあり方
今月は、自社の研究開発テーマにコネクトするフューチャーセッションを主催し、社内勉強会も主催しました。また、2件のワールドカフェに参加しました。企業をまたいだフューチャーセッションのあり方(企業人によるフューチャーセッション参加の意義)について、これまでも複数の記事を書いていましたが、それらを組み合わせ、考えを整理しておきたいと思います。 ...