北陸新幹線敦賀延伸(3月16日)を控えて一昨日(2月16日)切符発売開始になったことで、北陸本線敦賀~金沢間の第三セクター化がカウントダウンとなり、「#ありがとう北陸本線」がトレンド入りしました。 あぁそうか、だとすると、名古屋~金沢間の移動はどうなるのだろうと ...
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人工知能 vs. 理科ができない人たち
厚生労働省と東京都はPCR検査に対する陽性者数を発表しているのに対し、NHKや新聞社などのメディアは、それを感染者数と呼んで発表しています。ここにメディアの怠慢・欺瞞があると考えます。 ...
【書評】『言語学入門』~自然言語技術の限界を理解する~
本書は分かり易くて包括的・体系的であり、『言語学入門』というタイトルに相応しいです。現在の自然言語技術の限界点がどこにあるか、余すことなく理解することができました。 ...
『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』(読まない書評)
「メジャーリーグの選手のうち28%はアメリカ合衆国以外の出身の選手であるが、その出身国を見ると、ドミニカ共和国が最も多くおよそ35%である」 人工知能は読めるのに人間が誤読する、という例で挙げているのだと思うのですが、はて、人工知能は読めるんだっけ?というのが引っ掛かりました。問題箇所は「その」の指示代名詞の部分です。 ...
【書評】『東大生となった君へ 真のエリートへの道』
田坂広志氏の著書は9冊目になります。田坂氏の著書を読むのは久しぶりになります。田坂氏の思想には精通しているつもりでしたが、あらためて氏の著書を読むと、非常に心に響き、腹にこたえるものがあります。特に本書は、田坂氏ご自身の経験談が散りばめられています。 ...
【書評】『教養としてのテクノロジー』
人工知能、仮想通貨、ブロックチェーンなどのテクノロジーが、人間、社会、国家にどのような影響を及ぼすか、黎明期から日本のインターネットを支えてきたMITメディアラボ所長の伊藤穣一氏が、分かり易く解説します。本書タイトルのとおり、今やこれらのテクノロジーは、「私は文系だから」と避けて通ることはできません。今や一般教養です。 ...
【書評】『脳の意識 機械の意識』~「私」はどこにいるのか?
著者は、「宇宙」の神秘を探るよりも、「意識」こそが人智の限りを尽くしてでも取り組むべき課題としています。 かつて、人工知能学者の三宅陽一郎氏が、「我々人類は『人工知能』を語る以前に『知能』を知らない」と言いました。言い換えると「私」という「意識」はいったいどこにあるのか?という命題です。それが本書の深淵なるテーマです。 ...
AI・人工知能EXPO(4月4日~4月6日)
「人工知能」は、今やビジネスパーソンの教養のひとつです。というのは半分本当で半分ウソだと思っています。ぜひ、この手のイベントは行ってみて、肌感覚を感じてほしいのですが、一方で、踊らされないことも肝要です。 ...
【書評】『テアイテトス (岩波文庫)』~知識とは何か?
人工知能の一分野である自然言語技術に対する洞察を深めようと、「オントロジー(存在論)」についてWikipediaで調べていたら、「存在論」から「認識論」、そして本書『テアイテトス』へに至る。本書の副題には「知識とは何か?」とある。 ...
慶應義塾大学日吉キャンパスの銀杏並木(11月25日)
11月25日(土)は、慶應義塾大学矢上キャンパス(理工学部)で開催された人工知能学会合同研究会に参加しました。複数の分科会から成り立ち、お目当ては、「セマンティックウェブとオントロジー研究会」です。 ...
【書評】『エクサスケールの少女』
さかき漣さん初の単著となる本作品。人工知能を扱ったミステリー小説です。さかき漣さんとは「『人工』知能と知能を考えるための61冊」を読む #2でお会いしました。 ミステリー小説ものは、書評が書きづらいのですが、ネタバレしない程度におおまかなあらすじと考察をしてみたいと思います。 ...
「『人工』知能と知能を考えるための61冊」を読む #2 〜華麗なる人工知能 篇〜参加速報
表題イベントに参加してきました! かなりハイレベルな人工知能談義でした。 深夜半につき、寝落ちる前に、速報版をお届けします。 後日あらためて、いくつかの記事に分割して、 書評/ブログ記事を書いてみたいと思います。 ...
【書評】『〈インターネット〉の次に来るもの―未来を決める12の法則』その8(シンギュラリティ)
インターネット上のデバイス(パソコン、携帯電話、スマートフォン、センサーその他)は、すでに150億(10の10乗)を超えたとのことです。 5年後、10年後には一体、何倍に膨れ上がっているのでしょう?この様相を、著者のケヴィン・ケリー氏は「始まっていく」ものとして、BEGINNINGと名づけています。 この人間の脳を超えた臨界点を「シンギュラリティ」と呼びます。 ...
【書評】『〈インターネット〉の次に来るもの―未来を決める12の法則』その7(問うこと)
Googleが、インターネットが、人工知能が答えられないような質問は何でしょうか?その問いは、禅問答に近づいていくと感じるのは気のせいでしょうか?スティーブ・ジョブズは敬虔な禅仏教信者で、よく坐禅をしていました。 ...
【書評】『〈インターネット〉の次に来るもの―未来を決める12の法則』その1(不可避・人工知能)
著者のケヴィン・ケリー氏といえば、WIRED誌の創刊者であり編集長を務めた方。インターネットの黎明期からインターネットと関わり、見守ってきた方。まだ3章まで読み終わった段階ですが、テクノロジーのもたらす未来への洞察力は、感嘆します。 この本は何について書かれているか、冒頭の言葉に表れています。 ...
【書評】『はじめての人工知能 Excelで体験しながら学ぶAI』~教養としての人工知能
IT業界において、今や人口知能は教養の一つです。 人工知能の入門書を探していて見つけたのが本書です。 アルゴリズムを網羅的に扱い、しかもExcelの例題付きです。 人口知能を、広く浅く理解したい方に、絶対お薦めです。 ...
【書評】『ロボット (岩波文庫)』~IoTや人工知能に興味のある人にお薦め
本書はロボットの原点、というより、そもそも「ロボット」という言葉は、本書の著者カレル・チャペック(あるいは彼の兄)によって発明されました。 本書では、テクノロジーについてはほとんど触れられていません。一応少しは書かれていますが、今日から見ると無意味です。それよりも、テクノロジーがもたらす社会の変容に焦点を合わせています。 ...
【朝活読書サロン】谷崎潤一郎・ロボット・世界史(3月24日)
今回は、女性3名+男性3名の参加。 Facebook経由で、参加したいと連絡いただいたレイさんをお誘いしました。 にもかかわらず、うっかり、朝8時から会議を設定してしまいました。会議の主催者につき、欠席・遅刻するわけにもいかず。トホホ。ということで、7時過ぎに到着し、7時25分には離席いたしました。本を紹介しただけで、紹介は受けていません。 ...
【書評】『ブレークポイント ウェブは過成長により内部崩壊する』~人工知能に関する考察
冒頭の絵は、本書を読んで私が描いたものだけど、何の対比か分かるでしょうか? 左は構成要素を表し、右はネットワークを表します。 さらには、構成要素側には「知性」はないのにも関わらず、ネットワークは知性があるように振る舞います。「自己組織化」あるいは「創発」と呼ばれる現象です。 ...