よくもこれほどまでに偉人達を集めただけでなく、その偉人達の言動を織り交ぜて一つの物語を紡ぎあげた構成力に驚嘆せざるを得ません。水野敬也氏はおそらく、偉人の伝記を読むのが楽しくて仕方なく、それを人に伝えたくて仕方なかったのではないでしょうか? ...
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【書評】『「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義』
昨年10月に発売され、ベストセラー中の同書について、ひょんなことから読むことにしました。原著は2012年に発売され16章構成で、前半は形而上学的な問題を、後半は倫理と価値の問題を採り上げていますが、日本語版では2章から7章を省略し、その部分をわずか12ページの「日本の読者のみなさんへ」に集約しています。そのため、本書のサブタイトルには「日本縮約版」と書かれています。 ...
【書評】『「いき」の構造 (まんがで読破)』
戦前の哲学者九鬼周造(1888-1941年)の著作。Wikipediaによると、家系を遡ると戦国の九鬼水軍につながるとのこと。足掛け8年ヨーロッパに留学し、ハイデッガーらドイツの哲学者に師事しました。ヨーロッパの文化に触れたことで、日本文化への深い洞察を得たようです。 ...
【書評】『定年後 - 50歳からの生き方、終わり方』
昨年ベストセラーになった『定年後』。49歳の私にとってまだだいぶ先のように見えますが、なにしろ本書の副題は『50歳からの生き方、終わり方』。50歳からの終活ってまじかい!と思ったのですが、読んでみて納得感のある内容でした。 ...
【書評】『止まった時計 麻原彰晃の三女・アーチャリーの手記』
本書は麻原彰晃の三女、松本麗華さんの半生を綴った手記です。ご自身の半生を振り返り、バッシングを受ける可能性が高いのにもかかわらず、さらけ出した覚悟と勇気を私は称えたいと思います。 ...
【書評】『ウシジマくんvs.ホリエモン人生はカネじゃない!』
ライブドア事件・収監前・後で違うのは、人間がひと回り大きくなっていること。本書もまた、堀江哲学満載です。彼は私の3歳年下ですが、本書で述べている彼の哲学には頷けるものが多いです。本書を一言で言えば、堀江流『嫌われる勇気』です。 ...
【書評】『人生でいちばん大切なこと』
私もそうですが、多くの日本人は夫婦の間で愛を語ったり、ましてやラブレターを送るという習慣はありません。本書は、日本を再発見するつもりで読んだのですが、どちらかというと、マックスさんと恵子さんの愛の語り合いに絆され、ほろっときました。 ...
【書評】『50代から始める知的生活術~「人生二毛作の生き方」~』
48歳の現在、数え年では50歳になります。いよいよ「天命」です。ということをつらつらと考えたのが、本書を手に取ったきっかけでした。 ...
【書評】『幸せなお金持ちになる すごいお金。』
本書の主題はなにかと言えば、こうした「お金」に対するネガティブ感情や嫌悪感を捨て、もっとポジティブになろう、ということです。
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【書評】『マンガを1000冊読んで考えた』
「マンガとは何だろう?」と考えると、二つの側面があると思っています。一つは未来が描かれているということ。もう一つは人の人生が描かれているということ。 ...
【書評】『本を読む人だけが手にするもの』~読書習慣とは生き方の選択である。
人間には二通りの人しかいない。本を読む習慣のある人と本を読む習慣のない人である。習慣とは生き方の選択のことである。本を読む習慣があるかないかは、生き方の選択を迫られていることになる。そして、この二つは天と地の差が開き、成熟社会では本を読まないと生き残れない、と著者の藤原和博氏は言い切る。
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「つきあう人を変える」「つきあう人が変わる」
北尾氏は、人間が変わる例として、結婚する、子どもを持つ、素晴らしい人に出会う、としています。これらはすべて「つきあう人を変える」の具体例と言うことができます。 ...
【書評】『1週間で8割捨てる技術』~なぜ捨てることの意味
片付けがブームになって再度片付け本が売れているのは、多くの人がまだまだ片付けが実践できていないということなのでしょう。かくいう私もその一人なのですが。 ...
【書評】『週刊東洋経済 LIFE SHIFT(ライフ・シフト)実践編』メモ
『週刊東洋経済』の「ライフシフト」特集からポイントを抜き出し、コメントしました。今後あちこちで「ライフシフト」を説明していく際に使えます。
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【書評】『 超ソロ社会 「独身大国・日本」の衝撃』
好もうが好まざるが、寿命延長・婚姻率低下・離婚率上昇・死別増加により、人生の中で独身である時間の割合が長くなります。その肝は、自立心と多様な人間関係です。多様な人間関係が、家族以外の人生におけるセーフティネットを持つことにも繋がります。 ...