なおきのブログ

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タグ:大河ドラマ

朝活読書サロンで『光る君へ』のNHKのドラマ・ガイドを紹介させていただきました。大河ドラマと朝の連ドラは、欠かさずガイドブックを買っています。楽しみの一つは登場人物一覧です。特に今回のように、登場人物の多くが「藤原」を名乗ります。藤原道長とどういう関係なの ...

***【書評】『増補版 藤原道長の権力と欲望 紫式部の時代』 ***一上(いちのかみ)という太政官トップ~『増補版 藤原道長の権力と欲望 紫式部の時代』からの考察~ 長子相続ではなく天皇外戚が権力を継承することは、中高の歴史教科書にも書かれていることです。藤原冬嗣 ...

***【書評】『増補版 藤原道長の権力と欲望 紫式部の時代』 今回『光る君へ』が大河ドラマになるにあたって、源氏物語、紫式部だけでなく、最大スポンサーであった藤原道長、および摂関政治についても、あらためて学びなおしてきました。そこで浮かび上がった重要ワードが ...

>> ***<目次> -第一章 脇役だった青年時代 -第二章 後宮を制する者が権力を握る -第三章 彰子懐妊への祈り -第四章 栄華の始まり -第五章 三条天皇との確執 -第六章 栄華の絶頂 -第七章 浄土への希い -第八章 欠けゆく望月 -補章  紫式部と『源氏物語』 大河 ...

**女性主人公の大河ドラマとは 来年のNHK大河ドラマは『光るが君へ』。紫式部が主人公になります。2~3年に一度の割合で女性を主人公にすえてきたわけですが、歴史で語られるのはほとんど男性で、なかなか大河ドラマにふさわしい歴史上の女性がいません。2015年の杉文(吉 ...

やや不安なスタートなった『どうする家康』。『コンフィデンスマンJP』のような軽快なテンポと伏線の仕込みが見当たらず、ペースがつかめませんでしたが、家康最大のピンチだった三方ヶ原を二話に分割し、一話目で戦死を匂わせ、二話目で時間を巻き戻して伏線回収という、 ...

一年を通じて見ていたものの、『西郷どん』についてブログで記していなかったこともあり、ここで振り返っておきたいと思います。 ...

主人公は、裏切り者の汚名を着せられた明智日向守光秀。 昨今の研究では、非常な織田信長が私怨により光秀に殺されたという説が覆されつつあります。新たな織田信長・明智光秀の主従関係が描かれるのではないかと期待します。 ...

高橋一生演じる小野但馬守政次が亡くなりました。まさかの結末です。 名脚本・名演出・名演技、三拍子そろいました。あっぱれ脚本家、あっぱれ演出家、あっぱれ柴咲コウと高橋一生!次週から政次を失った直虎は、ひと回りも二回りも大きく成長することでしょう。 ...

2008年『篤姫』ではそれぞれが置かれた立場における役割、2013年『八重の桜』では明治時代という新しい時代の女性像を描き、2015年『花燃ゆ』では学ぶこと、特に女性が学ぶことを問いました。『篤姫』は別として、男性に従う女性という位置づけは拭えません。それが史実なのですから仕方ありません。 しかし、今回は「おんな城主」です。一族の頭領です。父や元許婚など男たちがなくなり、女でありながら一族を率いていく立場です。そこまで描いた作品はありませんでした。 ...

2017年NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』。「直虎」という男の名前でありながら、女です。そして通称、「次郎法師」。なぜ、女なのに「次郎」であり「法師」なのか。しかも、歴史上、ほとんど知られていないし、痕跡を辿るのも難しいとのこと。 本書の著者・夏目琢史氏は1985年浜松市出身の社会学者。井伊直虎の地元です。15歳の時から直虎ゆかりの龍潭寺住職から直虎の話を聴いていたとのこと。直虎が世間一般に知られる以前から直虎をご存知だったという筋金入り(?)の直虎ファンです。 ...

通説では、和睦の条件として、外堀を埋めるだけのはずが、徳川方が勝手に内堀も受けてしまい、大坂側が激怒したことになっていますが、本書によると、和睦条件は、外堀は徳川方、内堀は大坂方が埋めることだったとのこと。内堀埋めの進行が悪かったため、徳川方が手伝っただけのようです。 問題は、内堀は埋めたことではなく・・・ ...

通説では、大坂の陣の首謀者は淀殿と大蔵の局や大野治長らの取り巻きとされていました。しかし、話はそう単純ではなく、冬の陣と夏の陣では、首謀者が異なります。まずは、冬の陣から。 この人物がこれまで大河ドラマの大坂の陣の場面で取り上げられることはなかった、と記憶しています。それは・・・ ...

日本史上の悪女と言えば、北条政子、日野富子、そして淀君こと茶々。 悪女フェチの私としましては、この方を取り上げずにはいられません。 大河ドラマ『真田丸』の本日の放送第43話「軍議」にて、悪女ぶりをいかんなく発揮しました。 ...

これまで、大河ドラマが敗軍側を描いた時、最後のほうの演出がどうしても苦しくなりました。直江兼続と上杉景勝を描いた『天地人』、平清盛を描いた『平清盛』。真田信繁は、大坂の陣で最後まで家康を追い込み、華々しく散るので、『天地人』や『平清盛』のようなことにはならないだろうと期待しています。 ...

少し間が空いて間が抜けてしまいましたが、2016年の大河ドラマ『真田丸』について、触れておこうと思います。この日曜日で三話まで終わりました。 『真田丸』にはそうしたテーマらしきものが、今のところ見当たりません。あまり小難しいことを考えず、「娯楽」と割り切って見よ、ということでしょうか。 ...

少し間が抜けてしまいましたが、 『花燃ゆ』について、振り返ろうと思います。 世間一般的には、視聴率が低迷し、 大変厳しい評価が下っていますが、 私個人としては、満足度の高い大河ドラマでした。 その理由は主に二つあって、 一年間のドラマを通じて訴えたメッセージと 女性主人公です。 ...

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