昨日、安倍首相が辞任表明をされたので、軌跡を振り返り、ポスト安倍を占っておこうと思います。 ...
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衆議院議員選挙と選挙後の用意周到な布石
本能寺の変が起きたと知った時、誰が羽柴秀吉の最終勝利を予測できたのだろうか? 歴史オタの私といたしましては、歴史と照らし合わせた現在進行中の衆議院議員選挙を占っておきたいと思います。 ...
【書評】『暗闘』その2:日米露中四か国関係
本書によると安倍首相とトランプ大統領の四か国関係に関する利害は一致していそうです。GDPの増大に合わせて軍事費を肥大化させる中国は、日米とも脅威です。オバマ大統領は親中路線を貫きましたが、トランプ大統領は親ロシア路線へ舵を切りました。本書によれば、トランプ大統領に外交のお手本を示したのは安倍首相とのこと。結果的に、日米露のトライアングルができます。 ...
【書評】『暗闘』その1:トランプとの電撃会談の背景、親ロシア派の意味、ケミストリー
本書が出版されたのは今年の1月。前年2016年11月の安倍・トランプ会談までを描いています。前著と同様、安倍政権の内情を暴露した内容になりますが、いったいこれは本当のことなのだろうか、なぜ山口氏は知り得たのだろうか?と思いつつも、その後の政治過程が本書に書かれている内容と符合しているため、多少脚色や推論が入っているかもしれませんが、リアリズムが感じられます。 ...
安倍晋三氏の友人・知人の方は気をつけて
安倍首相に近い元TBS記者山口敬之氏にレイプされた、詩織さんという女性が実名告白した件、事前の是非はともかく、これは、森友問題、加計問題につづく、民進党がしかけた稚拙な反安倍キャンペーン・政局づくりの一環と見ています。 ...
【書評】『総理』その3:腹の探り合い・見直し・どこまでを書くのか・宰相論
まるで一級のスパイ小説を読んでいるかのような錯覚に陥ります。安倍晋三と麻生太郎。二人とも総理大臣を祖父に持つという稀有な関係です。基本的に政治信条をともにし、お互い仲がいいのですが、仲がいいから直接つばぜり合いばかりをしているわけではありません。お互いの立場というものがありますので、直接ストレートに伝えることは、時に選択肢を狭める結果になりかねません。そこでこの二人は間接話法を取ります。著者・山口敬之氏をメッセンジャーとして使いながら。 ...
【書評】『総理』その2:インテリジェンス・官僚・トランプ、そして・・・
なぜ安倍政権支持に転向したのかについて説明すると、一言で申せば「インテリジェンスがある」からです。その前の民主党政権に「インテリジェンスがなかった」と対比すれば分かりやすいです。本書には、他のメディアでは取り上げられることのない安倍政権の内政面・外交面での水面下の情報収集・情報分析・かけひき・交渉がふんだんに書かれています。恐ろしいほどの内情暴露です。 ...
【書評】『総理』その1:転向・暴露・ジャーナリスト
このブログでも一貫して、特に財政政策について私は安倍政権を批判してきました。しかし、どうやら安倍政権支持に転向せざるを得ないようです。 安倍政権の支持率は総じて高く、政権運営はきわめて安定しています。表面的にはそう分かるのですが、実のところなぜうまくいっているのか、その理由がはっきりとは分かっていませんでした。しかし本書を読んでみて、その理由に納得できました。 ...
民主党の支持率が上がらない訳が分かった。民主党と維新の党が合流しても自民党には対抗できない。
民主党の気持ち悪さはなんだろうと思っていましたら、ZFさんのブログ記事を拝読し、たいへん腑に落ちました。反安保運動が盛り上がりを見せようとも、民主党の支持率が上がらないわけです。 そして、橋下氏の元で当選した維新の党の国会議員たちが、橋下氏が否定する民主党に合流するわけにはいかないのです。 ...
橋下徹氏の奇策、今日&1960年の国会前デモ、岸おじいちゃん&安倍少年の関係から見えてくるもの
昨日・今日と政治の動きがありましたので、後から振り返ることもあるかもしれませんので、タイムスタンプとして記録に残しておきます。 ...
戦後70年談話を観た。恩讐を超えた善意と支援への感謝の表意。
戦後70年談話について、朝日新聞デジタルに、動画全編および全文がありましたので、観ました。リンクをしておきます。 ...
ムダがなく機能的に美しい「古い国立競技場」の復活案に賛成
安倍総理の白紙撤回表明の前日、THE HUFFINGTON POSTの伊藤大地氏が、新国立競技場案の記事を投稿していました。共感した部分を引用します。 100%賛成です。理由は三つ。 1.完成までに一番早いこと。 2.ムダのない機能的な美しさ。 3.日本人の美意識であるMOTTAINAIを体現。 ...
新国立競技場についてのコメント~前政権に不可能で、現政権に可能なこと
何年かに一度、こういうことが起きます。 右派も左派も、自民党支持層も非支持層も、両者ともに、新国立競技場建設の仕切り直しを訴えています。前政権に不可能で、現政権に可能なのは、何でしょうか? ...
靖国神社で考える①自らが招く錯覚とその回避について
安倍内閣総理大臣が靖国神社を参拝したということで、まだテレビの報道は見ていませんが、インターネット上を見ると賛否両論がうずまいています。ここでは靖国そのものの是非ではなく、認知科学・社会心理学の観点で自らが錯覚を引き起こしているという点を整理してみたいと思います。 ...
拝啓安倍総理大臣、女性活用とは言うものの、もう一つ肝心な要素があります。
女性活用には、女性が育児をしながら働けられる環境を整備することが必要ですが、この話を聞くたびに、もう一つ肝心なことが忘れられている気がしてなりません。 ...