もっとも重要なことは、額縁に飾った経営理念ではなく、社員の一人ひとりが行動に落とし込めるような経営理念を立て、それを実践しようとする強い意志である、そう私は理解しました。強い意志に裏付けられた経営理念があれば、コーチングがあるなしに関わらず、ゴールは目指せます。 ...
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批判するべからず~『テイクチャージ 選択理論で人生の舵を取る』より
「批判」がダメなら、どのように相手と折り合いをつけたらよいのでしょうか。本書では、「共通のイメージ写真を持つこと」だとしています。もちろん100%一致させることは不可能でしょう。しかし、一致するところを見つけ出し、一致するところを増やす努力はしたほうがよいのでしょう。 ...
【書評】『テイクチャージ 選択理論で人生の舵を取る』
昨年来、仕事上、営業職社員のキャリアデザインの在り方を考えています。あれはたしか昨年7月のヒューマン・キャピタルだったと思いますが、アチーブメントという会社に出会いました。法人向けの研修だけでなく個人向けのキャリア教育も手掛けている会社です。そのアチーブメントの根幹となっている理念がウィリアム・グラッサー博士が提唱した「選択理論」です。 ...
【書評】『元検事が明かす「口の割らせ方」』~傾聴の教科書
タイトルだけ見ると、強面の検事が強引に口を割らせると思われるかもしれませんが、そうではありません。これは「傾聴」の本です。また、本書に愛があります。 「相手の立場に立つ」、「共感する」、「心と目と耳で聴く」、「相槌を打つ」。言うは易しいですが、実戦するのが難しいのが「傾聴」です。ビジネスパーソンに必要な素養が傾聴です。提案をするために相手の課題を聴き出す、上司が部下のキャリアプランを聴き出すなど、今ほどビジネスシーンで、聴く力が問われている時代はないのではないでしょうか。 ...
【書評】『人生を変える読書』より『影響力の武器』
本書は無期懲役囚である美達大和氏(ペンネーム)が心を揺さぶられた42冊の本が紹介されています。その中で私が読了した本は9冊ありました。そのうちの1冊である『影響力の武器』を紹介します。しかし、紹介しますと言ったものの、骨太すぎて容易に書評を書ける本ではありません。 ...
【朝活読書サロン】歴史・未来、そしてさまざまな色物(8月18日)
6月23日以来となる朝活読書サロン。今回は、女性3名、男性3名の6名の参加となりました。歴史、未来だけでなく、しっかりと色物も。 本読書会が終了して、朝からアウトプットしたくてうずうずしていました。一旦、ブログ記事を書き出しておきますが、記事一本では足りないため、追加で二~三本、記事を書く予定です。 ...
【書評】『人を見抜く技術──20年間無敗、伝説の雀鬼の「人間観察力」』
麻雀は、ルールが支配しているゲームというよりも 人間の心理が支配しているゲームだと言える。 自信、不安、戸惑い、焦り、心のありようが、 わずかに表情や手の動きに表れる。 ...
「副業・パラレルキャリア座談会」に参加しました。
一般社団法人企業間フューチャーセンター理事の塚本さん主催のイベント「副業・パラレルキャリア座談会」に参加しました。場所は、CTW表参道です。複数の企業人が未来の職業のあり方について語り合ったという点で、「企業間フューチャーセンター」の名前に相応しいイベントだったと思います。 ...
【書評】『営業と詐欺のあいだ (幻冬舎新書)』
困ったことに、詐欺師は紳士に見えます。私の知っている実在の詐欺男も、実際に紳士に見えます。また、詐欺稼業と営業稼業も、話術や使うテクニックなど、そっくりです。 著者は、バイヤーです。何千人もの営業マンと接してきたとのことです。売れる営業/売れない営業、そこには法則があり、売れる営業の技というのは、詐欺師に通じるものがあります。何が違うかというと、誠実さ、相手に対する誠意でしょうか。 ...
【書評】『夜と霧』~生き抜くために必要なこと
社会学や心理学関連の本を読むと、たびたび本書の引用に出くわします。アメリカ国会図書館の調査では、「私の人生に最も影響を与えた本」のベストテンに入るとのことで、日本語を含めて17か国語に翻訳され、20世紀中に英語版だけで900万冊出版されたとのこと。私が使っている読書管理サイトのメディアマーカーでも、読書記録登録がかなり多いほうの部類に入ります。 抑圧状態が人間の精神に与える影響を考える上で、なくてはならない本です。 生き抜くために、何が必要でしょうか?本書を引用しながら、エッセンスを抜き出してみます。 ...
【書評】『ゆがんだ正義感で他人を支配しようとする人』~誰もが陥る罠
職場でのパワハラ、マンショントラブル、隣人トラブル、スクールカースト、ママカースト、モンスターペアレントなど。隣人による理不尽な仕打ちを本書では扱っています。 世の中にはそういう迷惑な人たちがいるので、そういう人たちに遭遇した場合の対処方法を伝えるというのが本書の目的の一つではありますが、真の目的はそうではありませんでした。 ...
EGMフォーラム月例会報告(4月20日)~行動分析学と協働関係の作り方~『メリットの法則』スライド公開
久しぶりのEGMフォーラム月例会の参加しました。前日、午前2時30分過ぎまでスライドを作成していたため、睡魔が遅い、途中寝落ちてしまいました。すみません。 ...
【書評】『僕が18年勤めた会社を辞めた時、後悔した12のこと』
本書は、タイトルにある通り、「後悔」について書かれた本です。人の「後悔」を延々と聞かされるのは、読んでいて決して気持ちのいいものではありません。読み手が精神的に成熟していないと、気持ちの悪さが払しょくできないかもしれません。少なくとも私は、気持ちがよくなかったので、読み進めることをやめました。もちろん読み続けることもできましたが。 ...
【書評】『文系学部解体』~タイトルを煽り過ぎていないだろうか?
国立大学の文系学部、特に教育養成系の新課程と呼ばれる分野(著者が課程長を務める教育人間科学部が該当)が廃止の憂き目に遭うとのことで、大変だそうです。文科省サイトで公開されています。 しかし、大変なのは、一部の(あるいは半数未満の)大学、一部の学部であって、国立大学の『文系学部解体』という本書のタイトルは、煽り過ぎではないか、偏ったものの見方ではないかと私は感じるのですが、いかがでしょうか。 ...
今日の自分の失敗、ある人の過去の失敗、処方箋は四倍返し
今日の自分の失敗。 それは、自分がやりたくないことを人にやってもらおうとしたこと。 自分がしたくないことは人にもさせない。 自分がされたくないことは人にもしない。 自分がされてうれしいことは人にもしてあげる。 自分がうれしいことは人にもあげる。 うれしいこと、楽しいことが人と人の間をぐるぐるまわれば 社会はよくなる。 ...
今日の悪かったこと・良かったこと・うれしかったこと(7月9日)
「ポジティブ心理学」によると、「よかったこと」や「うれしかったこと」を最後に述べて一日を終えると、精神的にポジティブになるとのことです。 今日という一日、悪かったこともあったが、よかったこともあったということを記憶にとどめ、一日を終えることにします。 ...
日本人は、なぜバレンタインにチョコレートを贈るのだろうか?
日本人は、なぜバレンタインにチョコレートを贈るのだろうかということを「文化」の視点で考察してみたいと思います。 ...
【書評】『どうしてかわかる?』~「わかる」ということ
子どもの自我が形成されるのは9歳から10歳と言われます。子どもにとって「わかる」ということは、心の一歩大きな成長です。本書は14の物語のなぞなぞから構成されますが、子どもの心の発達を支援するには、こうした絵本が有益です。 ...