著者は、「宇宙」の神秘を探るよりも、「意識」こそが人智の限りを尽くしてでも取り組むべき課題としています。 かつて、人工知能学者の三宅陽一郎氏が、「我々人類は『人工知能』を語る以前に『知能』を知らない」と言いました。言い換えると「私」という「意識」はいったいどこにあるのか?という命題です。それが本書の深淵なるテーマです。 ...
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【書評】『「意識の量」を増やせ!』(その2)西洋教育の輸入がもたらしたもの
期せずして、日本の戦後教育の悪影響、なぜ若者は三年で会社を辞めたり、働かずにニートになったりするのか、戦前と比べて日本人の大人はなぜ幼稚になったのか、に気づきを得られました。 ...
【書評】『「意識の量」を増やせ!』(その1)自意識と自己肯定感
意識が足りない、と感じることがあります。 一方、同じ「意識」でも、自意識が高いと感じることもあります。 ...
【書評】『どうしてかわかる?』~「わかる」ということ
子どもの自我が形成されるのは9歳から10歳と言われます。子どもにとって「わかる」ということは、心の一歩大きな成長です。本書は14の物語のなぞなぞから構成されますが、子どもの心の発達を支援するには、こうした絵本が有益です。 ...