なおきのブログ

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タグ:日本

第四章は「日本」がテーマです。福澤の『学問のすゝめ』も渋沢栄一の『論語と算盤』もありませんが、『代表的日本人』が入りました。戦前の思想家、徳富蘇峰、北一輝、大川周明らが名前を連ねます。また、古典としておきながらも、半藤一利、猪瀬直樹、田原総一朗、東郷和彦、立花隆、沢木耕太郎、筆坂秀世ら、現代の作家・著者陣も名前を連ねます。タイトルを知っている本はそこそこありながら、内容を説明できるほどの本は読了済の3冊しかありませんでした。日本を知るために読むべき本のなんと多いことでしょうか。 ...

今年の7月30日、台湾民主化の父・李登輝氏が逝去されました。享年97歳。あらためてお悔やみ申し上げます。2014年、91歳に上梓した本書は李登輝氏から日本の遺言メッセージとなります。 ...

本書は、文語体で書かれた天心の『茶の本』を現代風にアレンジして意訳した本です。二十一世紀からのカフェ文化の隆盛、カフェラテ人気は、茶室・お茶に通ずるものがあるとのことです。天心の『茶の本』を読めば、現代日本の世相への洞察が深くなるでしょう。 ...

『未来の年表』の続編です。『未来の年表』では、日本の社会全体で起きることが表されていましたが、本書では副題にあるとおり、個々人に起きることが表されています。前著が出版された後に寄せられた声で大きかったのが、「私の生活はどのように変わるのか?」というもの。なので、本書では個々人に起きることにフォーカスをしています。 ...

人工知能、仮想通貨、ブロックチェーンなどのテクノロジーが、人間、社会、国家にどのような影響を及ぼすか、黎明期から日本のインターネットを支えてきたMITメディアラボ所長の伊藤穣一氏が、分かり易く解説します。本書タイトルのとおり、今やこれらのテクノロジーは、「私は文系だから」と避けて通ることはできません。今や一般教養です。 ...

本書は、一般的に日本人が信じている二つの命題について、ファクトベースで厳しい現実をつきつけます。なんとなく分かっていたのですけど、携帯電話端末と同じく、日本という特殊な環境に過度に適用するように進化してしまったため、なかなかそのままでは海外で通用しなさそうです。そして、国鉄民営化以降も、多くの路線で乗車人員数が減り続けており、海外展開どころか、足下を見れば危機的な状況にあります。 ...

昨年来、本書がベストセラーになりました。私もようやく読了しました。すでに類似書を読んでいますので、あまり驚きはありません。多くの人に読まれたことで、超高齢化社会、人口減少社会が何をもたらすかという共通課題認識が生まれることを期待します。 ...

本書は、当時のアメリカ・ヨーロッパを再発見するに留まりません。特に第一編のアメリカ合衆国の部は、アメリカと日本の違いを指摘した上で批判的に論じているわけですが、日米の違いの本質は、ひょっとすると今日も変わっていないのではないかという気がします。つまり、日本社会の性質は、150年前からなんら変わっていないということです。150年前のアメリカから、今日の日本社会に対する洞察を得ることができると感じました。 ...

本書を読んで知り得たことの一つ目は、コモン・ウェルスの影響力の大きさです。24億人・52加盟国(イギリスを含めると53ヶ国)から成ります。私はかつて、1998年から2000年まで、英連邦の一員であるシンガポールに駐在していました。当時、コモン・ウェルスの中にいたはずなのに、その影響力の大きさを甘く見ていました。 ...

私もそうですが、多くの日本人は夫婦の間で愛を語ったり、ましてやラブレターを送るという習慣はありません。本書は、日本を再発見するつもりで読んだのですが、どちらかというと、マックスさんと恵子さんの愛の語り合いに絆され、ほろっときました。 ...

飛騨といえば、高山も古川も下呂も、古い街並みやその街並みを構成する古民家が魅力的です。しかし、本書の唱える「クールな田舎」は、古い町並みや古民家に留まりません。「クールな田舎」の核心部分は、「水田」です。水田を巡るサイクリングツアーを含む飛騨古川の「SATOYAMA EXPERIENCE」は、トリップアドバイザーで93%の人が5段階評価の5をつけています。 ...

今日の帰りの電車のこと。雨天の影響もあると思うのだが、いつになく混雑が激しかった。そんな中、訪日外国人観光客と電車の中で遭遇した。 黙っていても何となく気まずいので、ちょっと英語で話しかけてみた。 ...

UNESCOが発表している国別の国内総R&D支出(Gross Domestic Expenditure in R&D)を元に、以下の主要7ヶ国の1996年から2015年までの経年変化をグラフにしてみました。2015年の支出額順です。購買力平価での比較です。 ...

本書によると安倍首相とトランプ大統領の四か国関係に関する利害は一致していそうです。GDPの増大に合わせて軍事費を肥大化させる中国は、日米とも脅威です。オバマ大統領は親中路線を貫きましたが、トランプ大統領は親ロシア路線へ舵を切りました。本書によれば、トランプ大統領に外交のお手本を示したのは安倍首相とのこと。結果的に、日米露のトライアングルができます。 ...

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