朝活読書サロンで『光る君へ』のNHKのドラマ・ガイドを紹介させていただきました。大河ドラマと朝の連ドラは、欠かさずガイドブックを買っています。楽しみの一つは登場人物一覧です。特に今回のように、登場人物の多くが「藤原」を名乗ります。藤原道長とどういう関係なの ...
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【書評】『新書100冊~視野を広げる読書』
割と新書は乱読しています。新書から選書することもしばしば。新書からの選書は私にとって課題であり、新書100冊を提示する本書は貴重です。 1冊の新書を4ページで紹介し続けますので、100*4で400ページ。新書の割には本書は厚めです。その中から、まず一次フィルタリング ...
【書評】『射精道』ー射精は一日にしてならず
>> ***<目次> -はじめに -第1章 なぜ今、「射精道」が必要なのか -第2章 射精道――思春期編 -第3章 射精道――青年期編 -第4章 射精道――妊活編 -第5章 射精道――中高年編 -第6章 射精道――射精障害克服編 -第7章 性教育の黒歴史とオナニー受難の日々 - ...
【書評】人間椅子 (立東舎 乙女の本棚)
江戸川乱歩の『人間椅子』。むろんタイトルは知っていたし、椅子の中に人間が潜むというプロットは知っていました。また、家具の中に人が潜む話は、他の江戸川乱歩作品にもあったと記憶しています。『黒蜥蜴』だったかもしれませんし、ほかの明智小五郎シリーズだったかも ...
【書評】山月記 (立東舎 乙女の本棚)
33歳で亡くなった希代の作家、中島敦(1909年~1942年)の著した『山月記』。知らないわけがない。自分が子どもの頃に教科書で読んだ記憶があるし、我が子たちの中学の国語の教科書に載っている。 舞台が中国で、ある官吏袁惨が山で虎に遭遇するが、その虎がかつての友人 ...
【書評】『新編 人生はあはれなり… 紫式部日記』~2024年大河ドラマ『光る君へ』の予習
**女性主人公の大河ドラマとは 来年のNHK大河ドラマは『光るが君へ』。紫式部が主人公になります。2~3年に一度の割合で女性を主人公にすえてきたわけですが、歴史で語られるのはほとんど男性で、なかなか大河ドラマにふさわしい歴史上の女性がいません。2015年の杉文(吉 ...
【書評】『人が増えても速くならない』~アジャイルはソフトウェア開発者だけのものではない~
書評一番ノリを目指していたのに、ぐずぐずしていたら塚本さんに抜かれました。 というわけで、書きます。書きますが・・・書評を騙った持論ですけど。 *アジャイル開発手法のデジタルマーケティングへの適用 塚本さんも著者の倉貫さんも旧知の仲。彼ら二人がゴリゴリ ...
【書評】『チェーザレ 破壊の創造者』13巻
出典:Conclave: casule, leggio e formaggi? Arrivano da Napoli su Il Lazzaro(license:CC) 次はいつ来るのだろうか?とようやく予約が取れた13巻。教皇選挙コンクラーベに決着がつきましたが・・・ 2/3の得票を得られた時点で勝敗が決するのですが、3回目の選挙 ...
【書評】『ビジネス名著100見るだけノート』
ビジネス名著が100冊紹介されています。選書本の紹介ではいつものごとく、紹介されている本をリストアップし、読んでいるか、知っているかをチェックします。そして最後に読みたい本を5冊ノミネートしました。 ...
【書評】『本当の自由を手に入れる お金の大学』
本当の自由を手に入れる お金の大学著者 : 両@リベ大学長朝日新聞出版発売日 : 2020-06-19ブクログでレビューを見る» たいそうなタイトルがついておりますが、ひらくいえば家計の金融リテラシーの本です。構成はこうなっています。目次をざっと見てみよう。 >> ***目次 -S ...
【書評】『宇宙兄弟(34)』
第33巻で負傷したベティを至急地球に帰還させるべく、エディ、カルロ、アンディを伴ってシャトルで月面基地を脱出、ムッタとルイスは月面に残る。 ...
【書評】『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』
「人生を詰んだ元アイドル」ということで以前話題になっており、気になりましたので読んでみました。著者は元SDN48の亜希子さん。 ...
【書評】『トゥーランドット 蝶々夫人 ラ・ボエーム (中公文庫―マンガ名作オペラ)』
本書ではジャコモ・プッチーニが19世紀末から20世紀初頭にかけて手掛けた3つのオペラ作品『蝶々夫人』、『トゥーランドット』、『ラ・ボエーム』を、漫画家里中満智子さんが描きました。 ...
【書評】『谷崎万華鏡 - 谷崎潤一郎マンガアンソロジー』
長編・短編、膨大な作品を世に残した谷崎潤一郎。谷崎潤一郎ファンを自称する私とて、なかなか全てを読破できるものではありません。そんな中、谷崎作品のダイジェストを送る本書は貴重です。いくつか気に入ったものをピックアップします。 ...
【書評】『一生モノの教養が身につく世界の古典 必読の名作・傑作200冊』第五章(物語)
第五章は文学作品です。5ジャンルの中で読んだことのある本・タイトルを知っている本が一番多かったジャンルです。2010年代を代表する読書家・佐藤優(著)の選書本である本書は大いにお薦めします。 ...
【書評】『地図でスッと頭に入る三国志』
昨年より横山光輝版『三国志』を読み進めていますが、登場人物が数多く登場し、また主人公劉備が諸国遍歴をしており、様々な地名が出てくるものの現在の地名と異なることもあり、全体を俯瞰できるのによさそうと思い、本書を取りました。 ...
【書評】『人生、死んでしまいたいときには下を見ろ、俺がいる。』ナイスですね!
全裸監督のモデルの村西とおる氏。その半生を綴ります。衛星放送への投資に失敗し50億円の借金を築き、しかもそのうち20億円は「よんどころないところ」から借り受け、毎月8000万円の返済の日々。返済が滞れば海に浮かぶことになりかねません。そして逮捕歴は7回。 ...
【書評】『宇宙兄弟(33)』
ここまで図書館で借りながら『宇宙兄弟』を読み進めていますが、最新刊に近づくに連れて予約数が多いため、かなりインターバルを置くことになりそうです。34巻は18人待ち、35巻は98人待ち、36巻は120人待ちで、それぞれ6冊の蔵書があることから、それぞれ4~6週間後、13~17週間後、15~20週間後になります。 ...
【書評】『三国志』横山光輝(著)第31~35巻
曹操が西涼を平定、劉備が蜀の張松・法正・孟達らの招きで蜀を取る。西涼の馬超も劉備に降る。ここに曹操の魏、孫権の呉、劉備の蜀の三国が成立する。 ...
【書評】『山と獣と肉と皮』~生き物を殺して食べるということ~
「食べる」ということはどういうことか、考えさせられます。当時3歳だったお子さんが唐揚げを食べながら無邪気に問います。「お肉は何でできてるの?」 ...