インターネットで最も便利のサイトといえば、GoogleやAmazon。使い勝手がいいのは、とどのつまり、フィルタリングが機能しているからです。インターネットは、情報が多すぎます。もはや、フィルター機能無しに、必要な情報にアクセスできなくなったとも言えます。 ...
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【書評】『〈インターネット〉の次に来るもの―未来を決める12の法則』その4(所有から利用へ)
インターネットにより、ありとあらゆるものが、「所有」から「利用」に移行しつつあります。そのトレンドのキーワードは5つです。 シェア・エコノミーは2011年ごろ、バズワードになりました。今から振り返ると、ちょうどこの年、東日本大震災があり、多くの人が所有物を失いました。そして、シェアすることで、耐え凌ぎました。 ...
【書評】『〈インターネット〉の次に来るもの―未来を決める12の法則』その3(読み書き時間の増加)
テレビが普及する課程で、教育学者たちは、子どもがテレビにかじりついて読書をしなくなる、勉強をしなくなると警鐘を鳴らしました。 ところが、現状は逆で、読み書きの時間が圧倒的に増えました。特に2000年代半ば以降、ブログなどのWritableなWebが登場(いわゆるWeb2.0)により、飛躍的に書く時間も書くボリュームも書く人数も増えました。パンドラの箱を開き、不可逆な未来へ足を踏み入れた、と言ってよいでしょう。 ...
【書評】『〈インターネット〉の次に来るもの―未来を決める12の法則』その2(サービス・経験価値・人間力)
工業時代、無限にコピーすることはできませんでした。インターネット時代、無限にコピーすることができます。コピーできるものは価値を失い、コピーできないものに価値がシフトします。 そして、コピーできない価値の最たるものは、「人間力」です。おそらく、ケヴィン・ケリーは本書のあと、東洋哲学・日本哲学の存在に、それが西洋文明社会にも不可避であることに気づくでしょう。 ...
【書評】『〈インターネット〉の次に来るもの―未来を決める12の法則』その1(不可避・人工知能)
著者のケヴィン・ケリー氏といえば、WIRED誌の創刊者であり編集長を務めた方。インターネットの黎明期からインターネットと関わり、見守ってきた方。まだ3章まで読み終わった段階ですが、テクノロジーのもたらす未来への洞察力は、感嘆します。 この本は何について書かれているか、冒頭の言葉に表れています。 ...
『21世紀の歴史』大局的な世界観(読まない書評)
8月18日の朝活読書サロンで紹介を受けたジャック・アタリの『21世紀の歴史』。 21世紀とある通り、歴史書ではなく、未来予測の本のようです。 本書について言及しているいくつかのサイトによると、この後の世界には5つの波が押し寄せるとのこと。 ...
【朝活読書サロン】歴史・未来、そしてさまざまな色物(8月18日)
6月23日以来となる朝活読書サロン。今回は、女性3名、男性3名の6名の参加となりました。歴史、未来だけでなく、しっかりと色物も。 本読書会が終了して、朝からアウトプットしたくてうずうずしていました。一旦、ブログ記事を書き出しておきますが、記事一本では足りないため、追加で二~三本、記事を書く予定です。 ...
老いた親の面倒を誰が見るのか、誰が最期を看取るのか。
このブログは、子ども、姉、甥も読んでいる。 まずは彼らに読んでもらえれば幸いである。 また、私と同年代の人たちには、同じ課題を抱えている人もいるのではないかと思う。 課題を共有し、もし可能なら、意見交換できればと思う。 ...
歳を重ねて働き続ける極意
ナレッジマネジメントを推進し、ベテランの暗黙知を形式知化すると、ベテランのノウハウを吸い上げた結果ベテランが干されることがある、というものです。ナレッジマネジメントの欠陥というよりも、そのベテランの部下や若手に対する仕事の姿勢が問題ではないかと思います。 ...
【書評】『夜と霧』~生き抜くために必要なこと
社会学や心理学関連の本を読むと、たびたび本書の引用に出くわします。アメリカ国会図書館の調査では、「私の人生に最も影響を与えた本」のベストテンに入るとのことで、日本語を含めて17か国語に翻訳され、20世紀中に英語版だけで900万冊出版されたとのこと。私が使っている読書管理サイトのメディアマーカーでも、読書記録登録がかなり多いほうの部類に入ります。 抑圧状態が人間の精神に与える影響を考える上で、なくてはならない本です。 生き抜くために、何が必要でしょうか?本書を引用しながら、エッセンスを抜き出してみます。 ...
今日の自分の失敗、ある人の過去の失敗、処方箋は四倍返し
今日の自分の失敗。 それは、自分がやりたくないことを人にやってもらおうとしたこと。 自分がしたくないことは人にもさせない。 自分がされたくないことは人にもしない。 自分がされてうれしいことは人にもしてあげる。 自分がうれしいことは人にもあげる。 うれしいこと、楽しいことが人と人の間をぐるぐるまわれば 社会はよくなる。 ...
戦後70年談話を観た。恩讐を超えた善意と支援への感謝の表意。
戦後70年談話について、朝日新聞デジタルに、動画全編および全文がありましたので、観ました。リンクをしておきます。 ...
朝活読書サロン(8月6日)~インターネットの未来
前記事では、下ネタ関連の本しか紹介しませんでしたので、それ以外の本も紹介しておきます。日本人とアメリカ人のインターネット世界観の対比を少し行ってみました。 ...
日本科学未来館に行ってきた。(8月1日)
子どもたちの夏休みの自由研究の宿題のヒントにはなるだろうと思い、中学生の長男と次女を連れて、日本科学未来館に行ってきました。 ...
『OPEN ROAD PROJECT』に申し込んでみた。乗せ合いっこしませんか?
トヨタ自動車の『OPEN ROAD PROJECT』に応募してみました。『OPEN ROAD PROJECT』は、トヨタ自動車の二人乗り電気自動車『i-ROAD』を用いた実証実験です。 試乗申込みをされた方がいましたら、どちらかが叶ったら、お互い、乗せ合いっこしませんか?賛同いただける方、コメント・連絡をお願いします。 ...
今日考えたあれこれ(6月24日)~ビジネス変革・ビジネス創造の担い手は誰だろうか?
ビッグデータ活用によるビジネス変革・ビジネス創造の担い手はいったい誰なのか。 それは、チェンジリーダー・ビジネスプロデューサーではないか。 日本の過去20年の停滞は、チェンジリーダー・ビジネスプロデューサーの絶対数が不足したことに原因があるのではないか。 ...
【書評】『地方消滅 - 東京一極集中が招く人口急減』
みんなが読んでいる本は自分で読んでもあまり意味がないと思い、敬遠していたのですが、にわかにこの本に興味が沸いてきました。 ...
【書評】『創価学会と平和主義 (朝日新書)』~創価学会のことが少しだけ分かった。
最近は、イスラム教やらキリスト教やら宗教関連の本をよく読んでいます。日本人のマジョリティがおそらくそうであるように、私自身、宗教に無関心でした 昨年来のイスラム関連の事件で、「イスラム教知っとかなきゃまずいんとちゃう?」と気づき、イスラム教関連の本を読み漁り、イスラムが見えてくると、同じルーツを持つキリスト教にも興味がうつり、そして日本を振り返った時に、日本最大の宗教セクトである「創価学会」に関心が移ってきたところです。 ...
【読書】2015年4月に読んだ本(前半8冊)~日本の未来についての本
4月は15冊の読了でした。分野別の仕分けて、まずは8冊を紹介します。 「厳しい日本の未来」と「日本の未来の創造」という切り口で分類してみました。 ...