なおきのブログ

読書・書評/コミュニティ/フューチャーセンター/人材育成
Book Review / Community Design / Future Center / Human Development

タグ:歴史

2017年NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』。「直虎」という男の名前でありながら、女です。そして通称、「次郎法師」。なぜ、女なのに「次郎」であり「法師」なのか。しかも、歴史上、ほとんど知られていないし、痕跡を辿るのも難しいとのこと。 本書の著者・夏目琢史氏は1985年浜松市出身の社会学者。井伊直虎の地元です。15歳の時から直虎ゆかりの龍潭寺住職から直虎の話を聴いていたとのこと。直虎が世間一般に知られる以前から直虎をご存知だったという筋金入り(?)の直虎ファンです。 ...

歴史は勝者に都合よく敗者に都合悪く語り継がれ、時に敗者は歴史から抹殺されることもあります。そんなことから歴史の勝者だけでなく、「暗部」、つまり敗者側にも光を当てた本書には魅せられます。もちろん、誰か特定の人物を中心に書かれているわけではなく、やや雑多な感はありますが、「戦国トリビア」という観点で言うと、「へえ!」と思う発見が多数ありました。 ...

1ヶ月半ぶりとなる朝活読書サロン。前々回は鎌倉での合宿研修のため早朝移動し、前回は、前日の夜更かしのため、うっかり寝坊をしてしまいました。そして、今回は、一人参加者を招待していたため、寝坊するわけには参りません。 それなのに、まさかの雪!東京都内の11月の積雪は、明治時代の1875年からの観測史上、初とのことです。という、飛んでもない日に当たってしまいました。通常ですと、11月にコートを着ることはないのですが、今回はコートで出動しました。 ...

通説では、和睦の条件として、外堀を埋めるだけのはずが、徳川方が勝手に内堀も受けてしまい、大坂側が激怒したことになっていますが、本書によると、和睦条件は、外堀は徳川方、内堀は大坂方が埋めることだったとのこと。内堀埋めの進行が悪かったため、徳川方が手伝っただけのようです。 問題は、内堀は埋めたことではなく・・・ ...

通説では、大坂の陣の首謀者は淀殿と大蔵の局や大野治長らの取り巻きとされていました。しかし、話はそう単純ではなく、冬の陣と夏の陣では、首謀者が異なります。まずは、冬の陣から。 この人物がこれまで大河ドラマの大坂の陣の場面で取り上げられることはなかった、と記憶しています。それは・・・ ...

日本史上の悪女と言えば、北条政子、日野富子、そして淀君こと茶々。 悪女フェチの私としましては、この方を取り上げずにはいられません。 大河ドラマ『真田丸』の本日の放送第43話「軍議」にて、悪女ぶりをいかんなく発揮しました。 ...

元々、日本語には「少女」という言葉はなかったそうです。「少年」が男の子も女の子も表していました。「少女」という概念が登場したのは明治20~30年代とのことで、明治35年(1902年)に『少女界』という雑誌が創刊され、今日の「少女」像へ引き継がれているようです。 ...

なぜ、中国は傍若無人な身勝手な振る舞いをするのだろうか? ほとんどの日本人が疑問に感じていることではないでしょうか?そして、本書の狙いは、その疑問に対して答えることです。焦点にあてるのは、現代の中国ではなく、中国の歴史、特に社会史・思想史です。 ...

女の子の名前の変遷について、大正時代に人気の女の子の名前は、「久子」、「文子」、「幸子」でした。年号が昭和になると、突然「和子」が一番人気になり、戦後まで続きます。これは「昭和」から取ったのであろうと推察されます。太平洋戦争がはじまると、「勝子」や「洋子」が人気になります。昭和28年に和子にとって替わったのが「恵子」、その後、一部例外はあるものの、昭和38年からは「由美子」、昭和43年から「直美」、昭和46年から「陽子」、いくつか入れ替えがあって、昭和58年から「愛」となり、昭和を終えます。 ...

小池都知事誕生後、築地市場移転問題が揺れていますが、実は私自身、ほとんどこの問題に関心がなく、表面的なことはともかく、ほとんど分かっていません。そもそも、築地市場ってなんだっけ?という素朴な疑問がふつふつと涌いてきまして、いろいろ検索しました結果、まずはこの本がいいだろうということで、読みました。 <目次> ・築地の歴史 ・魚河岸の歴史 ・築地への移転に45年もかかったという話 ...

本日、ひさしぶりに、企業間フューチャーセンターのインターナルなダイアログに参加しました。参加メンバーは、左端から、私、えみさん、ゆかさん、ちくちゅうさん、牛山さん、塚本さん、臼井さん、八田さん。写真に写っていないけど、先に帰宅したもう一人のえみさん。総勢9名。 内々でどういうお話をしたかというのは、そういうことは公開しないことがお作法なので、公開しませんが、私が述べたことについては、自分の責任において、述べます。 ...

現在の日本の安全保障上の課題といえば、中国です。南シナ海の環礁での基地建設、東シナ海での油田開発、そして尖閣諸島を狙う挑発行為。一体なぜ、中国は海洋覇権を目指そうとしているのでしょうか?日本列島、台湾によって、太平洋の航路が塞がれているので、太平洋へ出るための策だとする説、エネルギー安全保障説などいろいろあるけれど、かつて、明の時代に中国も海洋覇権を手に入れようとしていた時期を思い出し、その立役者である「鄭和」について調べてみようと思ったのが、本書を読もうと思ったきっかけです。 ...

8月18日の朝活読書サロンで紹介を受けたジャック・アタリの『21世紀の歴史』。 21世紀とある通り、歴史書ではなく、未来予測の本のようです。 本書について言及しているいくつかのサイトによると、この後の世界には5つの波が押し寄せるとのこと。 ...

6月23日以来となる朝活読書サロン。今回は、女性3名、男性3名の6名の参加となりました。歴史、未来だけでなく、しっかりと色物も。 本読書会が終了して、朝からアウトプットしたくてうずうずしていました。一旦、ブログ記事を書き出しておきますが、記事一本では足りないため、追加で二~三本、記事を書く予定です。 ...

これまで、大河ドラマが敗軍側を描いた時、最後のほうの演出がどうしても苦しくなりました。直江兼続と上杉景勝を描いた『天地人』、平清盛を描いた『平清盛』。真田信繁は、大坂の陣で最後まで家康を追い込み、華々しく散るので、『天地人』や『平清盛』のようなことにはならないだろうと期待しています。 ...

海軍はバカか? 本書を読んだ率直な感想です。 この手の本を読むと、実に腹立たしくて仕方ありません。 陸軍首脳がバカで無能だということは分かっていました。 海軍は陸軍と比して、優秀だと思っていました。 しかし、その理解は間違っていました。 海軍首脳もまたバカで無能でした。 この本は、安易に反原発を唱える方、安全保障関連法に反対を唱える方に一読をお薦めしたい。骨太のエネルギー戦略がなければ、国を危うくすることを理解するために。 ...

今回は、ポルトガルも含めた4か国の日本史との接点を見ていきます。なお、ここで述べていることは、本書の書評ではなく、私の考察です。年号は主にWikipediaの記述を参照しました。 日英同盟を廃止した日本が英米との戦争を余儀なくなされたことを考えると、日米安保は必須だと考えます。中国への抑止力だけでなく、アメリカとの戦争を避けるためにも。 ...

近世以降、なぜ、ヨーロッパが世界を支配するに至ったか、全体を俯瞰するのに大変参考になりました。また、日本史におけるヨーロッパとアメリカとの関係も、この覇権史と見事に符合が合います。単に書評に終わらせず、独自の考察も付け加えておきます。 ...

↓↓ポチっとお願いします↓↓
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

↑このページのトップヘ