第一章につづいて、第二章で紹介されている本についてもまとめようと思います。第二章から読みたいと思った本は三点です(※)。 ...
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【書評】『一九八四年[新訳版] 』
20世紀最高峰のディストピア小説という呼び名の高い『一九八四年』。訳者後書きによると、イギリスでは「読んだふり」をされる本ナンバーワンとのことです。一種の教養書であり、知らないことは恥なのかもしれません。 ...
車椅子スペースを占有している人に場所を空けてもらう方法
都内の通勤電車には車椅子(&ベビーカー)用のスペースがあります。先日、車椅子で乗車する方と乗り合わせました。通勤時間帯ということもあり、車椅子スペースが塞がっていました。 ...
【書評】『〈女帝〉の日本史』(2)女性が権力を持つとろくなことがない
『女系図でみる驚きの日本史』の書評で、徳川家康は豊臣家内部崩壊の原因を淀殿と見ていたのではないか?と推論しましたが、図らずも本書でそのことが書かれていました。 ...
【書評】『〈女帝〉の日本史』(1)女帝の時代と摂関政治
とかく男性中心に語られる日本史。昨年、『女系図でみる驚きの日本史』と本書と、相次いで女性の歴史がハイライトされました。男女平等の社会をつくっていくには、どのように男性中心の社会が出来上がったのか、紐解くことが必要なのでしょう。 ...
『誰が教師を信頼しているのか』より教師への信頼、学校関与度、自己中心的価値の父母差を抽出
「#クローズアップ現代+」の「#教師への暴力」のご意見募集についてTwitter上でウォッチしていたところ、駒澤大学社会学専攻の片岡栄美教授の『誰が教師を信頼しているのか ―「モンスター・ペアレント」言説の検証と教師への信頼―』という論文が目に留まりました。原出典を見ると、『駒澤社会学研究』の2014年3月号掲載論文のようです。 ...
先生と生徒と保護者と地域社会(#クローズアップ現代 #教師への暴力)
NHK「クローズアップ現代+」が「教師への暴力」というテーマでTwitter上でご意見募集をしていたので、いくつか連投してみたところ、自分の中で課題が整理できてきました。 ...
【書評】『教養としてのテクノロジー』
人工知能、仮想通貨、ブロックチェーンなどのテクノロジーが、人間、社会、国家にどのような影響を及ぼすか、黎明期から日本のインターネットを支えてきたMITメディアラボ所長の伊藤穣一氏が、分かり易く解説します。本書タイトルのとおり、今やこれらのテクノロジーは、「私は文系だから」と避けて通ることはできません。今や一般教養です。 ...
アクティブ・ブック・ダイアローグ『U理論[第二版]』参加報告(2018年6月29日)
『U理論[第二版]』のアクティブ・ブック・ダイアローグに参加してきました。 ...
【書評】『現代語縮訳 特命全権大使 米欧回覧実記』アメリカ編
本書は、当時のアメリカ・ヨーロッパを再発見するに留まりません。特に第一編のアメリカ合衆国の部は、アメリカと日本の違いを指摘した上で批判的に論じているわけですが、日米の違いの本質は、ひょっとすると今日も変わっていないのではないかという気がします。つまり、日本社会の性質は、150年前からなんら変わっていないということです。150年前のアメリカから、今日の日本社会に対する洞察を得ることができると感じました。 ...
【書評】『「赤ちゃん縁組」で虐待死をなくす』あなたに会えてよかった。
「特別養子縁組」というのをご存知ですか?名称は知っていましたが、実際のところは知りませんでした。本書を読み終え、「特別養子縁組」という制度を世の中にもっと知って欲しいと願います。 ...
【書評】『シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感』
「シャーデンフロイデ」というのは聞き慣れない言葉なれど、意味するところは、「他人の不幸は蜜の味」とか、「他人の不幸でメシウマ」と同義です。なぜ、他人の不幸を喜んでしまうのでしょうか? ...
【書評】『ゆめのはいたつにん』
どちらかというと物静かな印象の方だったのですが、本書に彼女の心に秘めた熱い情熱と夢が語られていました。読みながら、何度かほろっと来てしまいました。 ...
【書評(18禁)】『AV女優消滅』(その2)
前項では、本書には「強要」のリアルが描かれていることを述べました。要約すると次のようになるかと思います。 ・強要の舞台はスカウト。トップクラスの単体女優は応募では得られずスカウトに依存。 ・芸能界・歌手デビューで誘い込み、信用させた上で追い込む。 ・狙われやすいのは東京に縁のない地方からの上京者。 たしかに、元芸能人、元グラビアアイドル、元コスプレイヤーという経歴のAV女優のなんと多いことか。 ...
【書評(18禁)】『AV女優消滅』(その1)
一昨年前より強要問題で揺れるAV業界。世の中のほとんどの男性と同様、今まで対岸の火事(?)で他人事だったのですが、どうやら他人事では済まされないようです。 ...
訪日外国人への声掛け~切符の買い方を教えてホームまで連れていったというお話。
今日の仕事帰りの話。 東京駅八重洲南口から駅構内に入ろうとしていたところ、二人連れの外国人女性が券売機のうろうろ。どこへ行くのか?ときけば、舞浜に行くとのこと。 ...