「人生を詰んだ元アイドル」ということで以前話題になっており、気になりましたので読んでみました。著者は元SDN48の亜希子さん。 ...
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【書評】『人生、死んでしまいたいときには下を見ろ、俺がいる。』ナイスですね!
全裸監督のモデルの村西とおる氏。その半生を綴ります。衛星放送への投資に失敗し50億円の借金を築き、しかもそのうち20億円は「よんどころないところ」から借り受け、毎月8000万円の返済の日々。返済が滞れば海に浮かぶことになりかねません。そして逮捕歴は7回。 ...
【書評】『李登輝より日本へ 贈る言葉』
今年の7月30日、台湾民主化の父・李登輝氏が逝去されました。享年97歳。あらためてお悔やみ申し上げます。2014年、91歳に上梓した本書は李登輝氏から日本の遺言メッセージとなります。 ...
【書評】『孤独の意味も、女であることの味わいも』~三浦瑠璃さんの勇気にエールを~
自分の内面をさらけ出すことには勇気が必要です。自分の心の中の傷を癒すだけでなく、無数の同じ体験をした女性たちの癒しにもなることを念じて、四半世紀もの間自分の心の中に閉ざしていた心の傷をさらけ出した三浦瑠璃さんの勇気と決心にエールを送ります。 ...
【書評】『清原和博 告白』
本書を読んで分かったことは、清原は才能がありながらもプロになり切れなかったということです。桑田真澄、松井秀喜、王貞治にはあって清原和博に欠けていたもの。それは一体なにか? ...
【書評】『止まった時計 麻原彰晃の三女・アーチャリーの手記』
本書は麻原彰晃の三女、松本麗華さんの半生を綴った手記です。ご自身の半生を振り返り、バッシングを受ける可能性が高いのにもかかわらず、さらけ出した覚悟と勇気を私は称えたいと思います。 ...
【書評】『Black Box』~中村格氏は逮捕中止の説明責任を
逮捕中止を指示した中村格さん(当時刑事部長)。説明責任が大ありです。 精神的に大変な境遇にある被害者を、安心して受け入れられる体制が、病院や警察に必要です。 ...
【書評】『 Number(ナンバー)930号 清原和博「告白」』
清原が嫌いだった。 しかし、この顔は・・・・。 強面だった清原の顔が消えた。 清原は重い鎧を脱いだ。 ...
【書評】『ある明治人の記録―会津人柴五郎の遺書』~明治維新の黒歴史
本とはどのように出会うのかが大切だと思うのです。『 ある明治人の記録―会津人柴五郎の遺書』に関して言えば、二つの出会いが交差しました。一つ目は、音読教育の推進者である齋藤孝氏が、著書『余計な一言』で自らくり返し音読している本として挙げていたこと、二つ目は、現在読まれている中公新書を棚卸したところ初期の良作として浮上したことによります。 ...
【書評】『決めて断つ』 広島カープ黒田博樹投手
自分を育ててくれた広島を愛しつつも、挑戦したい気持ちによってやむに止むを得ず広島を去り、そしてまた広島に戻ってきた黒田博樹の男気に感服します。「人間」として、大切なものを見せてくれました。 ありがとう、黒田投手! ...
【書評】『暮しの手帖」とわたし』大橋鎭子自伝
2016年4~9月のNHK朝の連続テレビ小説『とと姉ちゃん』。その主人公のモデルとなったのが、暮しの手帖社創業社長で本書の著者である大橋鎭子さん(ドラマでは小橋常子)です。 1920年生まれ、25歳の時に終戦を向かえ、鎭子さんが出版業を志した時に、巡り合ったのが花森安治(ドラマでは花山伊佐次)です。昔のことなので、一字一句覚えているわけではないのでしょうが、花森氏は次のように述べていたらしいです。 ...
【書評】『六千人の命のビザ』自伝には真実がある
杉原千畝氏。ロシアとドイツの間の小国リトアニアで、外務省が許可しなかった日本通過ビザを無断発給して6000人のユダヤ人を助けた外交官。8月に杉原千畝記念館に立ち寄ったこともあり、本書を読みました。 ...
【書評】『赤めだか』 ミドルマネジメント層全員に読ませたい人材育成の教科書
企業が見習うべきは、徒弟制度ではないだろうか。企業に照らし合わせて考えてみよう。企業理念や社是を社員の行動様式・振る舞いまで落とし、それを実践・伝承していくということではないだろうか。「相手の進歩に合わせながら教える。」、これは、ミドルマネジメント層にも100%当てはまる。 ...
【書評】『愚か者』~松田公太氏に投票することに決めた。
まだ、参議院議員選挙の顔ぶれが明らかではないので最終決定ではありませんが、東京都選挙区については、松田公太氏への投票を内定します。 その理由は、松田氏の使命感、経営者感覚、安保法案の修正案で見せた政治家としての行動力、誠実さ、愚直さにあります。すばらしいです。どこかの誰かとは大違います。本書ではその人間性が表れているだけでなく、松田氏をTwitterでフォローしていることもあり、日ごろの言動でも裏打ちされています。 ...
【書評】『仕事は5年でやめなさい。』~運を運ぶのは「人」
もともと私は、民主党に失望して以降、みんなの党や維新の会に投票していました。非自民の保守系政党として期待してのことです。しかし、両党とも瓦解した結果、その継承者的位置づけなのが、日本を元気にする会の松田公太氏らです。 ...
【書評】『絶歌』~少年Aの慟哭と「どうして人を殺してはいけないのですか?」という問いに対する答え
本書出版から既に半年以上経過しましたが、ようやく読了しました。1997年神戸連続児童殺傷事件の犯人である元少年Aが手記を出すということで、ネット上でも非常に非難の嵐が吹き荒れました。Amazonレビューを見ましても、ほとんど否定的なコメントばかりです。しかし、読まずに書かれたコメントがほとんどです。なぜ読まずに批判することができようか? 批判するにしても、まずは読んでからであること、そして、犯罪者の心理描写が描かれているであろう本書を読むことで、自分の子どもを犯罪者にせぬためのなにがしかのヒントがあるだろう、そう思い、読むことにしました。 そして、その読書の目的は達しました。 ...
【書評】『壇蜜日記』をあらためて読む
あらためて『壇蜜日記』を読むと、毎日ブログを書くのにも人によってずいぶんと書く姿勢が違うと感じました。壇蜜のブログは、毎日の自分の出来事、感じたことを書いています。人に読ませるというよりも、あるがまま、思うがままに書いています。いわゆる「日記」です。真正の「日記」です。 ...
【書評】『私は日本を守りたい』稲田朋美(著)~社会保障制度改革を行い、小さな政府、道義大国を目指すおっかさん
女性初の宰相候補として呼び声が高い稲田朋美自民党政調会長。時の宰相・宰相候補の政治信条を知っておくべきというのが、ある意味私の政治に対する姿勢の根幹ですので、稲田氏の本も読んでみることにしました。 彼女をもっとも評価できる点は年金改革に言及していることです。 写真をどうしようかと思いましたが、Facebookのプロフィール画像から拝借しました。 ...
【書評】『我が逃走』日本には家入一真が必要だ
>> 我が逃走家入一真平凡社 ( 2015-05-27 )ISBN: 9784582824773なおきの本棚 (Naoki’s Bookshelf)で詳細を見る > <目次> プロローグ 第1章 こんな僕でも社長になれて 第2章 上場に向かって 第3章 カフェ経営者へ 第4章 決壊 第5章 闘争とリハビリの日々 第6章 ...
【書評】『国難―政治に幻想はいらない』~石破茂大臣
本書、『国難―政治に幻想はいらない』は、石破茂氏が2012年の自民党総裁選に出馬する際に上梓した本です。総理大臣を目指そうとされる方には著作が必須だと思っています。 政党要件の考え方、自民党の党綱領、国防の考え方、政治家が語るべき言葉、これらのことについて共感をもてました。 ...