読了して、WGIPについてはそれほど検証的な記述があるわけではない点は物足りなく感じましたが、一方で、新しい視座を得ることができました。ありがとうございます。また、なぜケント氏が日本の自虐史観やWGIPにことさら反発し、右寄りの発言を繰り返すのか、図らずもその理由が見えてきました。 ...
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【書評】『李登輝より日本へ 贈る言葉』
今年の7月30日、台湾民主化の父・李登輝氏が逝去されました。享年97歳。あらためてお悔やみ申し上げます。2014年、91歳に上梓した本書は李登輝氏から日本の遺言メッセージとなります。 ...
【書評】『英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄』(2)外国メディアの東京支局が反日の理由
3つ目に分かったことは、なぜ、外国メディアの東京支局が反日なのかということ。具体的には、21世紀以降のニューヨーク・タイムズとAP通信の慰安婦問題に関する報道である。 なぜかように歪曲報道するのか、甚だ疑問だったのだけど、その理由が分かった。東京支局を開設している外国メディアは、そもそもの日本進出理由からして、反日だったのである。 ...
【書評】『英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄』(1)著者は在日50年の知日派
著書のことを知らなかった。Wikipediaによると、1938年イギリス生まれで、東京オリンピックのあった1964年に来日し、英フィナンシャル・タイムズ、米タイムズ、米ニューヨーク・タイムズの東京支局長を務める。日本に駐在する外国人ジャーナリストとしては、最古参だ。 ...
Dr. Robert Eldridge.に会う~PIPD第28回セミナー(7月15日)
今日、官民協働ネットワークCrossoverとNPO法人ZESDA共催の「Platform for International Policy Dialogue(PIPD)」第28回セミナーに参加してきました。講演者は、沖縄問題の第一人者Dr. Robert Eldridgeです。 ...
【書評】『オキナワ論 在沖縄海兵隊元幹部の告白』 エルドリッヂ氏と海兵隊に感謝を。
本書を読んだ率直な感想。 かなりやばい。 沖縄と海兵隊の置かれている状況がです。 沖縄基地問題の解決を期待して止みません。 沖縄基地問題をこじらせているのは誰か? 左翼と結託した沖縄の新聞社二社です。 ...
Tokyo Kaigi Conference 2015 (Dec 20 2015)
I joined Tokyo Kaigi Conference 2015 at Roppongi-Hills today. It was more than I expected. This event was a valuable opportunity to discuss social issues with foreign people from many countries. Here Japanese people are minority to foreign people. There will be not such an opportunity except this event. 六本木ヒルズで開催されたトーキョー会議2015に参加してまいりました。 期待以上のイベントでした。 このイベントは多くの国からの外国人と社会課題を語ることのできる大変貴重な機会でした。このイベントでは、日本人がマイノリティでした。日本でこのような機会はなかなかめぐり合えません。 ...
【書評】『デービッド・アトキンソン 新・観光立国論』~「おもてなし」に囚われすぎていないだろうか?
この本を読んでから、あらためてJRの駅の券売機で、外国人がまごついているのが気になりました。JRの券売機は、かつてのガラパゴス携帯のように複雑怪奇です。単に翻訳をする、クレジットカード対応にするということではなく、スマート化・シンプル化が必要ではないでしょうか? ...
【書評】『新・台湾の主張』~李登輝元総統の日本精神論と台湾の未来への提言
1988年から2000年まで、台湾総統を務めた李登輝氏。本書のタイトルの一部となっている「台湾の主張」。その主要なテーマは、本書でも繰り返し述べられていることですが、台湾は国民が政府を選ぶことができる民主主義国であること、つまり独立国であることに他なりません。 ...
【書評】『ニッポン景観論』~日本の景観への痛切な批判
ここ1~2ヶ月、在日外国人による日本観光論の本を続けて読んでいます。日本人にとっては空気のように当たり前になって意識すらできなくなったことを、彼ら在日外国人はその新鮮なまなざしで気づかせてくれます。 ...
【書評】『イギリス人アナリスト 日本の国宝を守る 雇用400万人、GDP8パーセント成長への提言』~観光業は日本の成長産業
本書は、日本の文化財の保護・保全に努めている小西美術工藝社の社長デービッド・アトキンソンさんの著書です。国宝を守ることにより経済成長をさせようという意欲的なタイトルが目立ちました。 ...
【書評】『外国人だけが知っている美しい日本~スイス人の私が愛する人と街と自然~』
日本に魅せられて日本に住んでしまったステファン・シャウエッカーさん。1996年よりjapan-guide.comというサイトを運営し、2003年からは日本に永住されています。そんなシャウエッカーさんの目による日本の観光を紹介する本です。シャウエッカーさんとほかのスタッフが、ちゃんと自分の足を運んで体験したことに基づいて書いていますので、非常に好感が持てます。 ...
【書評】『おかしいことを「おかしい」と言えない日本という社会へ』
2000年以降、外国人が日本や日本人を批評するテレビ番組がいくつかありました。特に観ようと思って観ていたわけではなく、たまたまテレビを点けたら放送していたので何回か観た程度だと思います。私自身、駐在経験があり、外から日本を見る目を養っていたこともあり、外国人による日本評・日本人評は、一部へんてこりんな批評もあったものの、概ね共通認識できる内容でした。 彼女のことも、どの番組に出ていたかをはっきり覚えていませんでした。しかし、ほとんどの外国人タレントの顔も名前も忘れてしまった中で、唯一名前と顔が一致しているのがフィフィです。「ファラオの申し子」と呼ばれた顔立ちだけでなく、おそらく歯に衣着せぬ論評が際立っていたからだろうと思います。 ...
[読書]幕末に日本を見た外国人『シュリーマン旅行記 清国・日本』
>> シュリーマン旅行記 清国・日本 (講談社学術文庫 (1325))ハインリッヒ・シュリーマン講談社 ( 1998-04-10 )ISBN: 9784061593251なおきの本棚 (Naoki’s Bookshelf)で詳細を見る ハインリッヒ・シュリーマン。後にトロイ遺跡を発見することになる。その発見に先立つ6年前 ...