企業間フューチャーセンター主催のビジネス×フィロソフィー Lab の第 2 回に参加しました。テーマは「アベノミクスな何をもたらしたのか」。やや硬いテーマということもあり参加人数は少人数でしたが、その分濃密な対話ができました。 ...
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【書評】『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』
昨年来、本書がベストセラーになりました。私もようやく読了しました。すでに類似書を読んでいますので、あまり驚きはありません。多くの人に読まれたことで、超高齢化社会、人口減少社会が何をもたらすかという共通課題認識が生まれることを期待します。 ...
老いた親の面倒を誰が見るのか、誰が最期を看取るのか。
このブログは、子ども、姉、甥も読んでいる。 まずは彼らに読んでもらえれば幸いである。 また、私と同年代の人たちには、同じ課題を抱えている人もいるのではないかと思う。 課題を共有し、もし可能なら、意見交換できればと思う。 ...
【書評】『国債が暴落しても長期投資家は平気だよ』
昨年度より、日本の財政破綻を評した本が増えました。そして、すべての本に共通しているのは、財政破綻は、金利上昇、国債暴落、日本円暴落という形で訪れるということです。本書では、財政破綻はもはや避けられない所与のものとし、いかに資産防衛するかを論じます。そして、その解は、長期の株式投資が良いとのことです。 ...
参議院議員選挙の論点①:消費税増税実施と社会保障改革(高齢者負担増)
民進党は、予定通りの消費税増税実施と、社会保障改革(高齢者負担増)を公約に掲げるべきです。もし掲げたら、比例区では民進党に投票します。おそらく、そんな公約は掲げられないでしょうが。 ...
民進党へのお願い事項。実現可能な代替案の提示を。
正直なところ、民進党が政権代替可能な政党になる可能性は1%もないと考えています。1%未満の期待を込めてのお願いです。 ...
朝活読書サロン(3月10日)~成功哲学・税務署・どんでん返し・ロシア文学・教育・ネコ・中国・人工知能
今回の参加者は、美女4名+男性3名。女性比率が高いのが、この読書会の特徴です。家を出るのを少しグズグズしてしまったため、10分ほど遅刻して参加しました。 ...
【書評】『財政破綻に備える 今なすべきこと』つまり食料危機とエネルギー危機が来るということ
昨年あたりから、日本の財政破綻はもはや避けられない所与だとする論ずる本が増えてきました。 民主党衆議院議員・古川元久氏の本書も、その一つです。 財政破綻に至るメカニズムが非常に分かりやすく書かれています。その点、今まで読んだ本よりも高評価です。一方、処方箋のほうについては、このレベル(食料とエネルギーの地産地消)しかないのか?というのがやや残念でしたが、このレベルしかないというのが、恐らく限界のような気もしますので、処方箋にやや物足りないと思いつつも、★★★★★を贈ります。 ...
【書評】『文系学部解体』~タイトルを煽り過ぎていないだろうか?
国立大学の文系学部、特に教育養成系の新課程と呼ばれる分野(著者が課程長を務める教育人間科学部が該当)が廃止の憂き目に遭うとのことで、大変だそうです。文科省サイトで公開されています。 しかし、大変なのは、一部の(あるいは半数未満の)大学、一部の学部であって、国立大学の『文系学部解体』という本書のタイトルは、煽り過ぎではないか、偏ったものの見方ではないかと私は感じるのですが、いかがでしょうか。 ...
中央銀行は通貨制度の破壊者なのか?
先日読んだ『暗号が通貨になる「ビットコイン」のからくり』。中央銀行は通貨制度の守護神などではなく、中央銀行こそが通貨制度の破壊者であると警鐘を述べていました。 ...
日経平均が今週一週間で2000円近くが下がりました。週末の先物市場に注目。
日経平均が今週一週間で2000円近くが下がりました。 これは日銀のかなり手詰まりのような印象を受けます。 以下の2つの記事は全く同感です。 3年前に黒田日銀総裁が誕生してから、彼の本心はインフレ政策ではないことを、私は彼の著書で知ってしまいました。 ...
【書評】『暗号が通貨になる「ビットコイン」のからくり』おっと、通貨のカラクリの説明書だった。
うーむ、この本はすばらしい。タイトルが誤りではないでしょうか?IT業界に携わる者として、最新のIT動向は教養として知っておくべきことですが、ビットコインもその一つと捉えられるため、本書を読もうと思ったわけです。 ...
バカな政治家に国が滅ぼされようとしている。
子育て支援を減らし、高齢者にばら撒く政策など、絶対あってはならない。 子どもは未来だ。将来稼ぐことができる。リターンがある。 一方、高齢者からのリターンはない。 苗に水をやれば実がなる。 枯れ木に水をやっても実がなることはない。 限られた財源をいったいどこへ使うべきか。 自明だ。 ...
結婚はコスパサイコー!という話
前記事「独身者は東京で生きやすいという誤解」に続いて、結婚に関する話題です。東洋経済に良記事がありましたので、メモを残しておきます。 「人が収入を得る方法」として、4つあります。それが老後の備えに繋がります。 ...
【書評】『私は日本を守りたい』稲田朋美(著)~社会保障制度改革を行い、小さな政府、道義大国を目指すおっかさん
女性初の宰相候補として呼び声が高い稲田朋美自民党政調会長。時の宰相・宰相候補の政治信条を知っておくべきというのが、ある意味私の政治に対する姿勢の根幹ですので、稲田氏の本も読んでみることにしました。 彼女をもっとも評価できる点は年金改革に言及していることです。 写真をどうしようかと思いましたが、Facebookのプロフィール画像から拝借しました。 ...
【書評】『1500万人の働き手が消える2040年問題』~将来の財政破綻に備えよう
日本はこのまま行くと、2030年前後に破綻します。 2030年に向けて準備をしておくことはありませんか? しかし、本当の問題は・・・ ...
【書評】『肩書き捨てたら地獄だった』~日本の厳しい将来予測
新たな気づきが得られたデータについて言及したいと思います。経済産業省出身の方ということもあって、データに基づく視点はさすがだなと思いました。 ...
【書評】『没落する日本 強くなる日本人 ―弱者の条件・強者の条件』
果たしてこのまま日本は沈むのだろうか? 我々は一体どうすればいいのだろうか? 国家・企業・個人がすべき31か条とは。 ...
【書評】『ルポ 貧困大国アメリカ』~情報は有用だが考察は残念
ノンフィクションの読書は二つの目的があると思っています。 -知識を増やす。事実を知る。その知識を役に立てる。 -考え方を増やす。人の考え方を知る。その考え方を役に立てる。 本書においては、事実を知ることはできましたが、著者の考え方は役に立ちませんでした。 ...