紹介を受けた本
『パタゴニアふたたび』
1970年代の旅行記です。「パタゴニア」とは南米の南緯40度以下の地域を指すとのことですが、画像検索する美しい!
『一九八四年[新訳版]』
20世紀を代表するディストピア小説です。紹介者によると「言葉が思考を規定する。言葉をコントロールすることで、人々を支配する」とのこと。当読書会の定番作品となり、この紹介の後、私も読むことにしました。
『大地の子』
山崎豊子の代表作で中国残留孤児のお話。中国残留孤児の帰国運動が本格化したのは、1978年の日中平和友好条約以降(Wikipediaのよると初の調査団訪中は1981年)。小学生の時分、連日報道されていたのでよく覚えています。その後、作者が中国残留孤児を題材に『大地の子』を連載開始したのが1987年。作者は胡耀邦総書記に面談、取材許可を得て現地取材を行った上で本書を執筆したとのことです。山崎豊子渾身の作品ですね。
『大地の子と私』
山崎豊子氏の取材記録が本書。
紹介した本
『カスタマーサクセス』
モノを売る時代からサービスを提供する時代へ転換すると言われておりますが、その際に重要になってくる概念が「カスタマーサクセス」。日本語に訳せば「顧客の成功」です。モノ売りの時代、客が成功しているかどうかに関わらず、売り手は販売時点で売上を回収しておしまいです。しかし、サービスを提供する時代では、絶えず顧客を成功させ続けなければなりません。顧客の成功があって初めて自社の成功があります。モノ売りからサービス提供への転換は、その担い手がこの顧客成功ファーストを正しく理解し実践できるかに関わっている、と言えませんか?
2020.07.25 投稿
コメント